現地時間4月1日、いよいよメジャーリーグが開幕の時を迎えた。
大注目のオープニングゲームでは栄えある開幕投手の出来が一つの鍵となるが、今シーズンは日韓の3投手がその重責を担った。パドレスのダルビッシュ有、ツインズの前田健太、そしてブルージェイズのリュ・ヒョンジンである。
圧巻だったのは、“韓国の怪物”の異名を持つリュ・ヒョンジンだ。アーロン・ジャッジやジャンカルロ・スタントンらを擁する強敵ヤンキース打線に対して6回途中まで投げて5奪三振、1与四球、2失点の好投を見せたのだ。
勝敗こそ付かなかったものの、リュ・ヒョンジンとヤンキースの絶対的エースであるゲリット・コールとの見応え十分の投手戦には地元紙『Tronto Sun』が「ゲーリー・サンチェスに打たれた一発は手痛かったが、それ以外は完璧だった」と絶賛したほどだ。
一方で日本勢はやや期待を裏切った感がある。4年ぶりの開幕投手となったダルビッシュは6つの三振こそ奪ったものの、勝利投手を目前にした5回途中で無念のKO降板。メジャーでは自身初の大役を担った前田も5回途中2失点でマウンドを降りた。
【動画】ヤンキース打線を翻弄! リュ・ヒョンジンの圧巻ピッチングはこちら 明暗が分かれたといっても過言ではない日韓エースたちの開幕戦。現地メディアでも小さくない話題となっている。韓国スポーツサイト『OSEN』は、「韓日を代表するメジャーリーガーの悲喜が交錯」と銘打った記事で、次のようにレポートしている。
「レギュラーシーズンの開幕という重責を担った韓日のピッチャーたちの悲喜が渦巻いた。リュ・ヒョンジンはシーズン初勝利こそ逃したが、エースとしての自身の役割は全うした。一方、ダルビッシュとマエダは期待を下回る投球で振るわず。終始、物足りなさが残るピッチングだった」
さらに試合後に「ほぼ100点満点だった」と自画自賛したリュ・ヒョンジンに関して『OSEN』は、「エースたる威容を存分に披露した」と褒めちぎった。
日韓のエースに脚光が当たったメジャー開幕戦だが、シーズンはまだ始まったばかり。ダルビッシュと前田の汚名返上となる今後のピッチングに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
大注目のオープニングゲームでは栄えある開幕投手の出来が一つの鍵となるが、今シーズンは日韓の3投手がその重責を担った。パドレスのダルビッシュ有、ツインズの前田健太、そしてブルージェイズのリュ・ヒョンジンである。
圧巻だったのは、“韓国の怪物”の異名を持つリュ・ヒョンジンだ。アーロン・ジャッジやジャンカルロ・スタントンらを擁する強敵ヤンキース打線に対して6回途中まで投げて5奪三振、1与四球、2失点の好投を見せたのだ。
勝敗こそ付かなかったものの、リュ・ヒョンジンとヤンキースの絶対的エースであるゲリット・コールとの見応え十分の投手戦には地元紙『Tronto Sun』が「ゲーリー・サンチェスに打たれた一発は手痛かったが、それ以外は完璧だった」と絶賛したほどだ。
一方で日本勢はやや期待を裏切った感がある。4年ぶりの開幕投手となったダルビッシュは6つの三振こそ奪ったものの、勝利投手を目前にした5回途中で無念のKO降板。メジャーでは自身初の大役を担った前田も5回途中2失点でマウンドを降りた。
【動画】ヤンキース打線を翻弄! リュ・ヒョンジンの圧巻ピッチングはこちら 明暗が分かれたといっても過言ではない日韓エースたちの開幕戦。現地メディアでも小さくない話題となっている。韓国スポーツサイト『OSEN』は、「韓日を代表するメジャーリーガーの悲喜が交錯」と銘打った記事で、次のようにレポートしている。
「レギュラーシーズンの開幕という重責を担った韓日のピッチャーたちの悲喜が渦巻いた。リュ・ヒョンジンはシーズン初勝利こそ逃したが、エースとしての自身の役割は全うした。一方、ダルビッシュとマエダは期待を下回る投球で振るわず。終始、物足りなさが残るピッチングだった」
さらに試合後に「ほぼ100点満点だった」と自画自賛したリュ・ヒョンジンに関して『OSEN』は、「エースたる威容を存分に披露した」と褒めちぎった。
日韓のエースに脚光が当たったメジャー開幕戦だが、シーズンはまだ始まったばかり。ダルビッシュと前田の汚名返上となる今後のピッチングに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部