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大谷翔平、メジャー初の満塁弾は惜しくも逃したが日本人最速通算50号アーチを含む2安打4打点で勝利に貢献!

SLUGGER編集部

2021.04.10

今季最多の4打点を挙げる活躍。打撃は絶好調だ。写真:GETTY IMAGES

 現地4月9日、大谷翔平(エンジェルス)が敵地でのブルージェイズ戦に2番・DHとして出場。第3打席で今季3号本塁打を放つなど、5打数2安打4打点の活躍を見せた。エンジェルスは7ー1で大勝した。

 第1打席は先発デビッド・フェルプスの前に空振り三振に倒れた大谷だったが、2回二死満塁の場面で、2番手TJ・ゾイクからもう少しでメジャー初のグランドスラムという右中間フェンス直撃の3点二塁打。さらに5回の第3打席では、同じくゾイクからバックスクリーン左へホームランを打ち込んだ。

 飛距離422フィート(約128.6メートル)の豪快弾は、メジャー通算50本目のメモリアルアーチ。野手通算262試合目での達成は、松井秀喜(329試合)を抜いて日本人選手史上最速記録となった。
 
 7回の第4打席はレフトフライ、9回の第5打席はセンターライナーに倒れ、自身2度目のサイクル安打こそ逃したものの、4打点は今季最多。8試合終了時点で打率.300、3本塁打、8打点、全9安打中5本が長打でOPS(出塁率+長打率)は1.044に達している。投手としての登板は少し先になりそうだが、絶好調の打撃でチームを牽引する。

構成●SLUGGER編集部

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