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大谷翔平、驚異の191キロ超えの強打に公式メディアが驚愕!「好調のオオタニは、どんなことでも出来る」

THE DIGEST編集部

2021.04.13

この日、5打数3安打3打点で勝利に貢献した大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の勢いが止まらない。

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 現地4月12日に行なわれた敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦では「2番・DH」でスタメン出場し、5打数3安打3打点、今季4度目のマルチ安打で勝利に貢献。これで今季10試合の出場で、打率.333、3本塁打、11打点、長打率.744を記録した。

 大谷はこの試合、打球速度119マイル(約191.5キロ)という驚異的な数値を叩き出した。2アウト二・三塁のチャンスの場面で迎えた7回の第4打席、相手3番手のスコット・ボーロウの高めに浮いたシンカーをライトオーバーの2点タイムリー二塁打とした際の記録だ。

 この驚異の数字を日米のメディアがこぞって伝えており、MLB公式メディア『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者は「2刀流スター、ショウヘイ・オオタニが好調の今、野球場ではどんなことでも出来ることを証明し続けている」と綴り、以下のようにリポート。

「2015年にスタットキャスト(弾道解析機器)がメジャーリーグに導入されて以降、打球速度119マイル以上を放ったのは、ジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ、ゲリー・サンチェス(ともにヤンキース)、ネルソン・クルーズ(ツインズ)に次ぐ5人目である」
 
 バッティングで絶好のスタートを切ったオオタニに「『彼は驚異的で、どんな球でもどんなスウィングでも打つ』とジョー・マッドン監督が口にした」と続けている。一方、右手のマメの影響で投手としての登板は延期しているが、試合前にブルペンで投球練習を行なったことを報じ、「チームは来週の頭までにマウンドに戻ることを期待している。ローテーションを決める前にもう一度ブルペンで投げるべきだ」と投手復帰が近いことをほのめかした。

 ここまで大谷の活躍もあり、エンジェルスは7勝3敗で、2018年5月7日以来となるアメリカン・リーグ西部地区の首位に浮上している。今後も二刀流オオタニの一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部 
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