球界屈指の剛腕がメジャー史にその名を刻んだ。
現地時間4月24日、本拠地で行なわれたワシントン・ナショナルズ戦に登板したニューヨーク・メッツのエース、ジェイコブ・デグロムは、9回2安打無失点、圧巻の15奪三振で今季2勝目を挙げた。
衝撃の奪三振ショーだった。初回に先頭のアンドリュー・スティーブンソンから最初の三振をもぎ取ると、その後もハイペースで「K」を量産。終わってみれば、1試合でのキャリアハイとなる15三振を奪い、1999年のペドロ・マルチネス(レッドソックス)と2017年のゲリット・コール(アストロズ=現ヤンキース)に次いで、メジャー史上3人目の「3試合連続14三振以上」を奪取するピッチャーとなった。
100マイル(約160キロ)を超える快速球を軸に、109球中83球がストライクという軽快なピッチングを展開。開幕4試合での合計奪三振数を「50」として、これがメジャー史上最多となった。
【動画】史上最強ここにあり! デグロムの圧巻奪三振シーンはこちら 32歳のエースの快投ぶりに、敵味方関係なく脱帽だ。ナショナルズの指揮官デーブ・マルティネスが「あの男には本当にただただ素晴らしいと言うほかにない」と感嘆すれば、ボールを受けたメッツのキャッチャー、ジェームズ・マッキャンは「彼には疑いの余地がない」とやや引き気味に褒め称えた。
「デグロムはただ単に相手を打ち取ろうなんて考えてない。その過程でどうやって相手の戦意や魂を奪おうかを考えているんだ(笑)。そんなことができるピッチャーは彼の他にいないよ……。本当に凄まじいね」
"女房役"からも賛辞を贈られたデグロムだが、本人は「長い競争のなかでの結果にすぎない。とにかく打ち負かそうとしているだけ」と、周囲の喧騒などどこ吹く風だ。こうした言動を見るかぎり、まだまだ三振の山を築いていきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間4月24日、本拠地で行なわれたワシントン・ナショナルズ戦に登板したニューヨーク・メッツのエース、ジェイコブ・デグロムは、9回2安打無失点、圧巻の15奪三振で今季2勝目を挙げた。
衝撃の奪三振ショーだった。初回に先頭のアンドリュー・スティーブンソンから最初の三振をもぎ取ると、その後もハイペースで「K」を量産。終わってみれば、1試合でのキャリアハイとなる15三振を奪い、1999年のペドロ・マルチネス(レッドソックス)と2017年のゲリット・コール(アストロズ=現ヤンキース)に次いで、メジャー史上3人目の「3試合連続14三振以上」を奪取するピッチャーとなった。
100マイル(約160キロ)を超える快速球を軸に、109球中83球がストライクという軽快なピッチングを展開。開幕4試合での合計奪三振数を「50」として、これがメジャー史上最多となった。
【動画】史上最強ここにあり! デグロムの圧巻奪三振シーンはこちら 32歳のエースの快投ぶりに、敵味方関係なく脱帽だ。ナショナルズの指揮官デーブ・マルティネスが「あの男には本当にただただ素晴らしいと言うほかにない」と感嘆すれば、ボールを受けたメッツのキャッチャー、ジェームズ・マッキャンは「彼には疑いの余地がない」とやや引き気味に褒め称えた。
「デグロムはただ単に相手を打ち取ろうなんて考えてない。その過程でどうやって相手の戦意や魂を奪おうかを考えているんだ(笑)。そんなことができるピッチャーは彼の他にいないよ……。本当に凄まじいね」
"女房役"からも賛辞を贈られたデグロムだが、本人は「長い競争のなかでの結果にすぎない。とにかく打ち負かそうとしているだけ」と、周囲の喧騒などどこ吹く風だ。こうした言動を見るかぎり、まだまだ三振の山を築いていきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部