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MLB

「日本のスターが話題をさらった」大谷翔平の意表を突くバントに韓国メディアも脱帽!「非凡なセンスと俊足が際立った」

THE DIGEST編集部

2021.04.28

ヤン・ヒョンジョンとの対決で、大谷はセーフティバントで出塁した。(C)Getty Images

ヤン・ヒョンジョンとの対決で、大谷はセーフティバントで出塁した。(C)Getty Images

 現地時間4月26日(日本時間27日)、テキサス・レンジャーズ戦に今季2度目の“リアル二刀流”として出場したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。その活躍が、全世界で注目を集めている。

 この試合は、今季からレンジャーズに加入したヤン・ヒョンジョンのMLBデビュー戦でもあった。3回二死二三塁のピンチの場面で2番手としてマウンドを託された韓国人左腕は、この局面をセカンドゴロに打ち取ると、4~5回は三者凡退と完璧に抑えた。

 そんなヒョンジョンの前に立ちはだかったのが大谷だ。6回に先頭打者として大谷が打席に入ると、レンジャーズ守備陣は引っ張りを警戒するシフトに。これを逆手にとり、大谷は初球を投手と三塁手の間に絶妙に落とすセーフティバントを決めたのだ。

 この大谷の奇襲でリズムが狂ったのだろうか。ヤン・ヒョンジョンは、さらに単打と二塁打を許して初失点を喫すると、続く7回は先頭打者のホセ・イグレシアスに本塁打を浴びてしまう。結局4回1/3を投げ、被安打5、2失点、無四死球、1奪三振でマウンドを降りた。
 
 本塁打数メジャートップの選手が先発登板するという、ベーブ・ルース以来100年ぶりの歴史的快挙を成し遂げた大谷には、メディアも驚きを隠せない。

 韓国紙『朝鮮日報』は、「日本のスーパースター、オオタニが話題をさらった」と伝え、さらに「オオタニが韓国のスターを相手に予想を覆す驚きの戦法をとり、守備シフトを絶妙に破った。ヒョンジョンがメジャーで初安打を許したのが、この大谷のバントだった」と6回の日韓対決についても言及。また、同じく韓国メディアの『sportalkorea』も「オオタニの非凡なセンスと俊足が際立った場面だった」と評価している。

 今回、大谷とヤン・ヒョンジョンの一戦は、不意を突いた前者に軍配が上がった。投打に加え走塁、さらには頭脳的なプレーでファンを楽しませてくれる26歳の今後の活躍に期待が増々膨らむばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部 

【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
 
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