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名将マッドンが絶賛する大谷翔平の「最も語られない部分」。リーグトップクラスの“脚力”に過小評価の指摘!

THE DIGEST編集部

2021.05.03

今季好調の大谷はこの日、自身初の連続盗塁をマーク。今季6盗塁は現時点でメジャー3位タイだ。(C)Getty Images

 今度は"脚"で大きなインパクトを残した。

【動画】初回に一気に二盗塁!大谷翔平が三盗を決めたシーンをチェック!

 現地5月2日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3打数無安打に終わったものの、第1打席で右肘に死球を受けた直後に、二盗、三盗を決めて、数少ない見せ場を作った。

 1試合2盗塁を決めたのは自身初だ。さらにMLB公式サイトによると、1シーズンで8本塁打、6盗塁、先発登板3回を記録したのはベーブ・ルース(1918年、19年)と大谷(2018年、21年)のみ。この活躍を同メディアは「2度の盗塁でまたも歴史を築いた」と伝えている。
 
 エンジェルスを率いる名将も唸る。ジョー・マッドン監督は、今季のMLB全体17位のスプリントスピードを誇る大谷の"脚力"について「彼のプレーの中で最も語られない部分だ」と指摘。メジャーで盗塁を成功させるには「投手、時間、捕手のことを知ったパラメータの中で実行しなければならない」と、その難しさを説明した。

 このプレーで敵地を沸かせたものの、チームは0-2と完封負けを喫し、死球を受けた大谷の右肘には「痛みがある」とのこと。明日登板するかに関しては未定となっているだが、はたしてどうなるのか。開幕から幅広い活躍で話題を振りまき続ける26歳の活躍に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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