ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の勢いが止まらない。
今季の大谷は開幕以降、リアル二刀流として異彩を放ち続けている。投げては“100マイル(約160キロ)超え”の剛速球で奪三振の山を築き、打ってはメジャー2位タイとなる9本塁打をマーク。投打で絶好調ぶりを示している。
そんな大谷の新たな武器として脚光を浴びているのが走力だ。開幕から快調に走り続けるサムライ戦士は、ハビア・バエズ(シカゴ・カブス)などと並ぶリーグ4位タイの6盗塁を記録。1シーズンで8本塁打、6盗塁、先発登板3回を記録したベーブ・ルース(1918年、19年)の偉業にも並んだ。
周囲からも驚嘆の声が上がっている。デッドボールを受けた大谷が二盗、三盗と連続で決めたのが、今月2日のシアトル・マリナーズ戦後だ。試合中継を担っていた『Barry West Sports』の解説者で、元エンジェルスOBのマーク・グビザは、次のように賛辞を贈った。
「いまのオオタニは、あのリッキー・ヘンダーソンとも共通するところがあるよ。本当に素晴らしい技術を持っている」
【動画】大谷がチーム最多盗塁! "神様"以来100年ぶりの偉業達成シーンはこちら
ヘンダーソンはメジャー最多の通算1406盗塁をマークしたレジェンド。空前の大記録を残した“走塁の神様”とも呼ぶべき偉人と比較したのだ。根拠はこうである。
「現役時代のヘンダーソンは『そうか、俺に当てて勝負を避けるのか。なら、あっという間に三塁まで行ってやるぞ』という感じで盗塁していた。今日のショウヘイはまさにそんな感じだった。オオタニのありとあらゆる要素のなかでも、そのスピードの凄さに気づいているひとがそれほど多くない。なぜなら、彼の走塁は非常にスムーズだからね。それでいてオオタニは異常なほど速いんだ!」
投げて、打って、走って――。あらゆる武器を兼ね備える大谷は、多士済々のメジャーでも唯一無二の存在へと進化を続けている。
構成●THE DIGEST編集部
今季の大谷は開幕以降、リアル二刀流として異彩を放ち続けている。投げては“100マイル(約160キロ)超え”の剛速球で奪三振の山を築き、打ってはメジャー2位タイとなる9本塁打をマーク。投打で絶好調ぶりを示している。
そんな大谷の新たな武器として脚光を浴びているのが走力だ。開幕から快調に走り続けるサムライ戦士は、ハビア・バエズ(シカゴ・カブス)などと並ぶリーグ4位タイの6盗塁を記録。1シーズンで8本塁打、6盗塁、先発登板3回を記録したベーブ・ルース(1918年、19年)の偉業にも並んだ。
周囲からも驚嘆の声が上がっている。デッドボールを受けた大谷が二盗、三盗と連続で決めたのが、今月2日のシアトル・マリナーズ戦後だ。試合中継を担っていた『Barry West Sports』の解説者で、元エンジェルスOBのマーク・グビザは、次のように賛辞を贈った。
「いまのオオタニは、あのリッキー・ヘンダーソンとも共通するところがあるよ。本当に素晴らしい技術を持っている」
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ヘンダーソンはメジャー最多の通算1406盗塁をマークしたレジェンド。空前の大記録を残した“走塁の神様”とも呼ぶべき偉人と比較したのだ。根拠はこうである。
「現役時代のヘンダーソンは『そうか、俺に当てて勝負を避けるのか。なら、あっという間に三塁まで行ってやるぞ』という感じで盗塁していた。今日のショウヘイはまさにそんな感じだった。オオタニのありとあらゆる要素のなかでも、そのスピードの凄さに気づいているひとがそれほど多くない。なぜなら、彼の走塁は非常にスムーズだからね。それでいてオオタニは異常なほど速いんだ!」
投げて、打って、走って――。あらゆる武器を兼ね備える大谷は、多士済々のメジャーでも唯一無二の存在へと進化を続けている。
構成●THE DIGEST編集部