専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「こちらが干渉する理由はない」心配の声があがる大谷翔平の二刀流に指揮官が言及「彼のような高いレベルの選手は…」

THE DIGEST編集部

2021.05.21

今シーズン43戦目で初の欠場となった大谷。休養を経たダブルヘッダー第2試合は不発に終わっている。(C)Getty Images

今シーズン43戦目で初の欠場となった大谷。休養を経たダブルヘッダー第2試合は不発に終わっている。(C)Getty Images

 今季絶好調のサムライにとっては、不安が入り混じるダブルヘッダー2試合となった。

【PHOTO】ついに覚醒! 世界に衝撃を与える大谷翔平。日本代表や高校時代の秘蔵ショットも大公開!

 現地時間5月20日、本拠地アナハイムで行なわれたミネソタ・ツインズ戦とのダブルヘッダー第1試合で、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が休養を目的に今シーズン初の欠場。開幕からの全試合連続出場が「42」でストップした。

 前日の登板では4シーム(速球)の平均球速が91.3マイル(146.9キロ)、最速は95.3マイル(153.4キロ)と持ち味の球威が影を潜め、現地では“球速低下”に心配の声が広まっていた。そんな中での欠場について、エンジェルスのジョー・マッドン監督が言及している。
 
 まずは大谷の健康を改めて強調したうえで、第1試合の欠場について「今年は素晴らしい結果が出ている。必要なときに調整をすることが重要だ」と説明。「結果を出している彼の言うことに耳を傾けるべきだ。彼が打席とマウンド上で行なっていることに、こちらが干渉をする理由がない」と持論を展開した。

 また、大谷にはあまり変化をつけて悪い影響を与えたくないようで、「彼が自然に行なっていることの邪魔をしたくない」との意向をコメント。「それも気をつけなければならないことのひとつだ。彼のような高いレベルのアスリートには、間違った方向に導くようなことはしたくない」と語っている。

 MLB屈指の指揮官からも厚い信頼を得る大谷は、休養を経たダブルヘッダーの第2試合に「2番・DH」で先発出場。3打席連続の三振を喫したが、はたして今後はどのような活躍を見せるのか。その一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】驚異的なセンター後方への特大アーチ! 大谷翔平の最新ホームランはこちら
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号