DeNAが苦しんでいる。5月26日のオリックス戦では守備の乱れもあって今季最多の14失点。両リーグ最速で30敗に到達した。首位の阪神からは早くも16.5ゲーム、5位の広島にすら6.5ゲーム差をつけられている。
苦戦の最たる原因はやはり投手陣の崩壊だろう。特に苦しいのが先発陣で、防御率は何と5.34でもちろん12球団ワースト。セ・リーグで2番目に高いヤクルトが3.84だから、ここでも大きく引き離されている。
特に問題なのが立ち上がりの悪さだ。各チームの初回の失点数と防御率をまとめると、DeNAは12球団最多の37点を初回に献上。防御率にすると6.43にも達する。最も少ない阪神が7点であることを考えると、あまりに差が大きい。
【表】プロ野球12球団の初回の失点数&防御率
「よーいドン!」でいきなりビハインドの展開となってしまうことが多く、試合を優位に進められていない現状がうかがえる。昨日のオリックス戦も先発の大貫晋一が初回に2点を失い、2回にエラー絡みでさらに5点を奪われて事実上勝負が決してしまった。
しかもDeNAの場合、他のイニングと比べてもとりわけ初回の失点が多い。下の表を見てほしい。
【DeNAイニング別失点数】
1回 37
2回 28
3回 32
4回 25
5回 34
6回 29
7回 28
8回 16
9回 10
全イニングを通じて初回の失点が最も多い。先取点を取られれば一気に不利になるのが野球のセオリーだ。実際、DeNAは初回に失点した試合では、ここまで2勝13敗3分。勝ったのは4月28、29日の広島戦だけで、一敗地にまみれていると言っても過言ではない。逆に、初回をゼロを切り抜けた場合は11勝17敗3分で、ここでも負け越してはいるものの勝利の確率はぐっと高くなっている。
つまり、現状打開のためにまず必要なのは、立ち上がりの失点を少なくすることと言っていい。そこで提唱したいのがオープナーの導入だ。
苦戦の最たる原因はやはり投手陣の崩壊だろう。特に苦しいのが先発陣で、防御率は何と5.34でもちろん12球団ワースト。セ・リーグで2番目に高いヤクルトが3.84だから、ここでも大きく引き離されている。
特に問題なのが立ち上がりの悪さだ。各チームの初回の失点数と防御率をまとめると、DeNAは12球団最多の37点を初回に献上。防御率にすると6.43にも達する。最も少ない阪神が7点であることを考えると、あまりに差が大きい。
【表】プロ野球12球団の初回の失点数&防御率
「よーいドン!」でいきなりビハインドの展開となってしまうことが多く、試合を優位に進められていない現状がうかがえる。昨日のオリックス戦も先発の大貫晋一が初回に2点を失い、2回にエラー絡みでさらに5点を奪われて事実上勝負が決してしまった。
しかもDeNAの場合、他のイニングと比べてもとりわけ初回の失点が多い。下の表を見てほしい。
【DeNAイニング別失点数】
1回 37
2回 28
3回 32
4回 25
5回 34
6回 29
7回 28
8回 16
9回 10
全イニングを通じて初回の失点が最も多い。先取点を取られれば一気に不利になるのが野球のセオリーだ。実際、DeNAは初回に失点した試合では、ここまで2勝13敗3分。勝ったのは4月28、29日の広島戦だけで、一敗地にまみれていると言っても過言ではない。逆に、初回をゼロを切り抜けた場合は11勝17敗3分で、ここでも負け越してはいるものの勝利の確率はぐっと高くなっている。
つまり、現状打開のためにまず必要なのは、立ち上がりの失点を少なくすることと言っていい。そこで提唱したいのがオープナーの導入だ。