今季絶好調の大谷翔平（エンジェルス）に対する賛辞が止まない。

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　今回はNFL公式サイトが「ショウヘイ・オオタニに匹敵するNFLの選手は？」と釘打った異例の特集記事を掲載。「今月（５月）はスポーツ界にとって充実した月だった」としたうえで、「どのストーリーもショウヘイ・オオタニが起こしているものほど歴史的な出来事ではない」と言及している。

　開幕から出色のパフォーマンスを続ける大谷。打ってはここまで、リーグ２位に並ぶ15本塁打に加え、打率.270、38打点、６盗塁とハイアベレージを維持している。さらに投げても６試合先発して１勝０敗、防御率2.37、奪三振率13.35という驚異的なスタッツだ。
  　NFL公式サイトはこの成績を振り返ったうえで、米球界を席巻する様子を「日本の天才はシーズンの４分の１を打者として、そして投手としてメジャーを支配した」と絶賛。「この種のプレーヤーは、天文学的な価値を持っている」と伝え、大谷について次のように記述した。

「（例えるなら、）まるで球団の顔となるQBであり、シャットダウン・コーナー（優秀な支配力を持ったCB）だ。ただ不可能とわかっているが、これだけは伝えたい。オオタニは日本で二刀流として地位を確立してきた。いまNFLにオオタニのような選手がいないとは言い切れないし、才能を最大限に発揮するチャンスを与えられていないだけではないのか？」

　現地時間５月27日の敵地アスレチックス戦では今季７度目の先発マウンドに上がる予定の大谷。はたして今度はどんな仕事ぶりで我々を驚かせてくれるのか。そのパフォーマンスから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部