シーズン最初2か月のMVPに推す声が多く出るなど、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)への注目度はアメリカでも日増しに高まっている。現地時間6月1日には、ウェブメディア『The Ringer』が『The Greatest Shohei on Earth』と題する長文の記事を掲載。大谷の独特の魅力を分析している。
記事を書いたのは、人気スポーツジャーナリストのベン・リンドバーグ。『The MVP Machine』などの著書でも知られる同氏は大谷を「球界最高、いやおそらくスポーツ界全体でも最高のショーとなっている」と称賛しながら、その“唯一無二”の魅力を掘り下げている。
リンドバーグはまず、データサイト『FanGraphs』やMLB公式サイトで、大谷の個人成績のページへのアクセスが他のどの選手よりも圧倒的に多い点を指摘しながら注目度の大きさを強調している。
大谷のキャラクターについては「表情豊かだが表面上は冷静沈着で、相手からの侮辱には怒声やブラッシュバックではなく盗塁や三振で対応する」と指摘したリンドバーグは「未知のスリル」も大きな魅力として挙げる。これは、“リアル二刀流”での出場も含め、歴史上で他にほとんど例を見ない起用法でファンをワクワクさせていることで、今後は「(DHがない)ナ・リーグでの球場で外野手として出場」「セーブ・シチュエーションでの登板」の実現もあり得ると期待を寄せる。
また、あるマイナー選手の「僕もオオタニできたらいいのに」というコメントを引用しながら、「オオタニ」が「二刀流」を意味する新しい言葉になりつつあることを紹介している点も非常に興味深い。
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
リンドバーグは記事の最後をこのように締めくくっている。「大谷への注目は過剰なようにも思えるが、MLBで他に唯一の『二刀流』選手が活躍していたのはあまりにも昔で、テレビ放送もない時代だった。私たちは大谷の活躍を楽しめる間に十分堪能するべきだろう。願わくば、彼が祖国にもIL(故障者リスト)にも戻ることがありませんように」と結んでいる。
将来の日本帰国についてはともかく、怪我をしないでほしいという願いは日本、いや世界中のファンが同意しているだろう。
構成●THE DIGEST編集部
記事を書いたのは、人気スポーツジャーナリストのベン・リンドバーグ。『The MVP Machine』などの著書でも知られる同氏は大谷を「球界最高、いやおそらくスポーツ界全体でも最高のショーとなっている」と称賛しながら、その“唯一無二”の魅力を掘り下げている。
リンドバーグはまず、データサイト『FanGraphs』やMLB公式サイトで、大谷の個人成績のページへのアクセスが他のどの選手よりも圧倒的に多い点を指摘しながら注目度の大きさを強調している。
大谷のキャラクターについては「表情豊かだが表面上は冷静沈着で、相手からの侮辱には怒声やブラッシュバックではなく盗塁や三振で対応する」と指摘したリンドバーグは「未知のスリル」も大きな魅力として挙げる。これは、“リアル二刀流”での出場も含め、歴史上で他にほとんど例を見ない起用法でファンをワクワクさせていることで、今後は「(DHがない)ナ・リーグでの球場で外野手として出場」「セーブ・シチュエーションでの登板」の実現もあり得ると期待を寄せる。
また、あるマイナー選手の「僕もオオタニできたらいいのに」というコメントを引用しながら、「オオタニ」が「二刀流」を意味する新しい言葉になりつつあることを紹介している点も非常に興味深い。
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リンドバーグは記事の最後をこのように締めくくっている。「大谷への注目は過剰なようにも思えるが、MLBで他に唯一の『二刀流』選手が活躍していたのはあまりにも昔で、テレビ放送もない時代だった。私たちは大谷の活躍を楽しめる間に十分堪能するべきだろう。願わくば、彼が祖国にもIL(故障者リスト)にも戻ることがありませんように」と結んでいる。
将来の日本帰国についてはともかく、怪我をしないでほしいという願いは日本、いや世界中のファンが同意しているだろう。
構成●THE DIGEST編集部