現地時間６月５日、ロサンゼルス・エンジェルス対シアトル・マリナーズの一戦が行なわれ、大谷翔平と菊池雄星の“花巻東高校対決”が実現した。

　２年ぶりに実現した両雄の対決は、初回１死無塁の場面で訪れる。前日に“リアル二刀流”で今季２勝目を挙げた大谷が「２番・DH」で先発し、マリナーズの先発マウンドに立った菊池と対峙した。

　その初球で勝負は決する。“先輩”がインコースへ投じた94マイル（約151キロ）のカットボールを“後輩”がジャストミート。センター方向へライナー性でグングンと伸びていった打球は、あっという間にバックスクリーンに着弾した。

【動画】初球をジャストミート！ 大谷翔平が菊池雄星から放った特大アーチはこちら 　菊池の出端をくじいた大谷の今季第16号アーチは、打球速度112マイル（約181キロ）、飛距離436フィート（約133メートル）という圧巻の一発だった。この衝撃弾にコメンテーターのパトリック・オニール氏は、「キクチの初球を打つなんて……。これは日本でも大ニュースになるぞ」と、驚きを隠さなかった。

　なお、試合は初回を終えてエンジェルスが１-０とリードしている。

構成●THE DIGEST編集部
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