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「歴史の中で最も価値ある選手」大谷翔平の“MVP&サイ・ヤング賞“級の活躍を米メディアが褒めちぎり!

THE DIGEST編集部

2021.06.09

毎日のように活躍する背番号17。日増しに大谷への評価は高まっているようだ。(C)Getty Images

毎日のように活躍する背番号17。日増しに大谷への評価は高まっているようだ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は“二刀流”として完全復活を遂げ、目覚ましい躍動を見せている。

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 ここまで打者として55試合に出場し、打率.255、16本塁打、42打点、9盗塁、OPS(出塁率+長打率).924を記録。投げては42.1イニング、防御率2.76、60奪三振、WHIP1.16である。

 この活躍で全米を沸かせている26歳を現地メディアは、こぞって取り上げている。そのひとつのアメリカ版『ヤフー・スポーツ』は、「オオタニは、今シーズンの野球で最も価値のある選手だけでなく、野球史で最も価値のある選手の一人」と称え、投打での記録を詳らかに伝えている。

 まず投手として、「オオタニのスプリットが、空振りの面では、全投手の中で最も支配している」と“伝家の宝刀”スプリットに着眼。同球の空振り率は、「アロルディス・チャップマン(ヤンキース)のシンカーと、ブライアン・ショウ(インディアンス)のカーブだけが続く」とスプリットの凄さを伝え、さらに他球種にも目を転じた。

「滅多に使わないカーブを除けば、35.3%の三振率と39.1%の空振り率のスライダーは2番目の武器である。スライダーは打者が全く追えていない。信じられないことに19.2インチ(48.8センチ)水平移動するので、コンタクト率はわずか60.9%だ」
 
 打撃に関しては、「22.6%のバレル率は非常識で、メジャーをリードしている。最大の打球速度もリードしており、119マイル(約191.5キロ)の不公平なスピードだ」とハードヒットを絶賛。それだけに留まらず、「バットコントロールは優れた力がある」とフィールド全体に打てているとも言う。

 まさに“二刀流”を貫く大谷に同記事は、「アメリカン・リーグのMVPを受賞する攻撃力を持ちながらサイ・ヤング賞を受賞する才能も兼ね備えている」と褒めちぎった。

 果たして大谷の勢いはいつまで続くだろうか。次々と偉業を成し遂げる背番号17には、MVPとサイ・ヤング賞の同時受賞を期待してしまう。

構成●THE DIGEST編集部 

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