ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、またも特大の一発を放った。

　現地時間６月８日、本拠地で開催されたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「２番・DH」で先発した大谷は、今季17号となる２ランホームランを含む、３打数２安打２打点１四球の活躍で、チームの勝利に貢献した。

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　３試合ぶりの快音を響いたのは初回だった。無死一塁の場面で打席に入った大谷は、左腕クリス・ブービッチの真ん中に甘く入った80.2マイル（約129キロ）のチェンジアップをフルスイング。高々と舞った打球はそのまま右中間スタンドへと消えていき、キャリア最長の470フィート（約143.3メートル）の飛距離を計測した。
  　この特大の一発は、現地のファンやメディアが絶賛するばかりでなく、他でもない被弾を喰らったブービッチも賛辞を惜しまないものとなった。試合後、23歳の左腕は「オオタニはかなり強く遠くにボールを打つことができる」と語った。

「もう少し良い球を、望む場所にチェンジアップを投げるべきだった。僕は彼が誰であるか見誤ったよ。オオタニはそれを逃さず、かなり遠くに打ったね」

　甘い球は逃さずにスタンドへ放り込む。投手もこなしながら、名だたるメジャーリーガーに引けをとらない打撃力を誇る大谷に今後も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部 

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