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MLB

「もう説明する言葉がない…」6戦6発! 大谷翔平の連日の大活躍に米記者たちも感嘆「当然と思ってはいけない」

THE DIGEST編集部

2021.06.21

圧倒的な存在感を放つ大谷。その振る舞いの一つひとつがファンを熱狂させている。(C)Getty Images

圧倒的な存在感を放つ大谷。その振る舞いの一つひとつがファンを熱狂させている。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、圧倒的な打棒で“野球の本場”を震撼させている。

 現地時間6月20日、大谷は本拠地で行なわれたデトロイト・タイガース戦に「2番・DH」で先発出場すると、5回に巡ってきた第3打席に今季23本目となる2ランアーチを放った。
【動画】すくい上げての圧巻弾! 大谷翔平が放った3戦連発アーチはこちら

 3戦連発弾は、圧巻の一振りによって生み出された。

 タイガース先発右腕ケイシー・マイズに2打席連続三振を喫していた背番号17は、5回の第3打席にカウント1-2からの5球目、やや低めに投じられたスライダーをジャストミート。打球はぐんぐん伸びて、センター後方にある茂みへ突き刺さった。

 今季のメジャートップをひた走っていたウラディミール・ゲレーロJr.と並んだという事実は、エポックメーキングな出来事だ。さらに3日前に大谷は投手として白星を挙げている点も忘れてはならない。つまり彼は、17日に6回1失点3勝目、18日は2本塁打、19日にホームラン、そして今日も一発と神懸り的な活躍を続けているのだ。
 
 傑出したパフォーマンスで存在感を強める26歳のサムライには、目利きの米記者も言葉を失っている。米メディア『The Athletic』などで執筆しているブレント・マグワイア記者は、自身のツイッターで「もう彼を説明する言葉が足りない。オオタニはゲレーロJr.に本塁打数で並んだうえに、過去3試合で4本目だ」と絶賛した。

 さらにメジャーのあらゆる情報を発信しているポッドキャスト『Baseball 365』のコメンテーターを務めているジャスティン・ヒューズ氏は、大谷の凄みを感慨深げに称えた。

「私たちが目の当たりにしているものを当然と思ってはいけない。少し冷静になって考えてみて欲しい。オオタニがピッチングをし、そして打つ姿を。私たちはこの人生で、そんな選手を目にしたことがあるだろうか」

 かつては非力のレッテルを貼られた日本人が、世界屈指のパワーヒッターたちにいるMLBで本塁打王争いのトップに並ぶ。これだけでも十分に賛辞に値するが、年間50本ペースで打ち続けている大谷が、ここからどこまで数字を伸ばすのか。楽しみは尽きない。

構成●TEH DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
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