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「メジャー最高のパワーヒッター」“二刀流”大谷翔平の驚異の活躍を米専門誌が大絶賛!「もし投げない選択肢があれば…」

THE DIGEST編集部

2021.06.30

2試合連続でホームランを記録した大谷は、再び本塁打数メジャートップに並んだ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の活躍を、専門メディアが手放しで称賛している。

 現地時間6月28日のニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・DH」で出場した大谷は、両リーグ最多タイとなる今季26号を放ち、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に並んだ。

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 ホームランが飛び出したのは第1打席だ。相手先発マイケル・キングと対峙した26歳は、フルカウントから内角低めの80.3マイル(約129.2キロ)のカーブを鋭く捉えると、打球をあっという間に右中間スタンドへ運ぶ、圧巻弾を披露した。

 敵味方の区別なく、全米野球ファンを虜にする背番号17。MLBの情報を日夜発信している米専門メディア『FAN SIDED』は、「ショウヘイ・オオタニはメジャー最高のパワーヒッターだ」と題した記事を掲載した。
 
 投手としても今季好調ですでに11試合に登板。"二刀流"であるにも関わらず、ホームラン数が最多というだけでも十分すぎるが、長打率は.670とフェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)、ゲレーロJr.に次ぐ3番目に位置する。これを踏まえた上で、同記事は「投手と打者を同時にこなすのは信じられないほど難しいことなんだ」と伝え、以下のように続けた。

「オオタニは投手で多くの力を注いでいるため、マウンドでパフォーマンスを温存できない。ピッチングは下半身の力を多く使い、もちろん腕にも負担をかけている」

"二刀流"の観点から大谷の凄さを強調し、「もしチームのために投げる必要がないという贅沢な選択肢があれば、オオタニは余裕で2人よりも良いパワーヒッターの数字を残すだろう」と期待を寄せている。

 類まれな才能を遺憾なく発揮する26歳。凄まじい記録を次々と叩き出しす大谷の一挙手一投足から、しばらく目が離せそうにない。

構成●THE DIGEST編集部 

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