現地時間７月１日、MLBはオールスター・ゲームのファン投票の最終結果（先発出場野手）を発表した。大谷翔平（エンジェルス）は、アメリカン・リーグの指名打者部門で得票率63％の１位で選出。日本人野手としては2010年のイチロー以来４人目の快挙となった。

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　先月始まったファン投票。第１ラウンドから他を圧倒する人気ぶりで、常にトップをキープしてきた大谷は、６月28日から開始された第２ラウンドも序盤から同部門で過半数以上の票を集め、ついに４年目で初選出を決めたのだ。
  　米スポーツ専門局『ESPN』では、「オオタニは“二刀流”のパフォーマンス、圧巻のホームランや衝撃的なスピードの走塁でファンを興奮させてきた」と人気を集めた要因を分析。今季28本塁打でメジャートップというホームランだけが注目されがちだが、長打数49（MLB１位）、63打点（MLB３位）、さらに11盗塁（AL９位タイ）と総合的な攻撃力がハイレベルなのだ。

　７月13日に開催されるオールスター・ゲームで背番号17は、どの様なパフォーマンスを見せてくれるだろうか。なおファン投票以外（選手間投票とコミッショナー事務局による選出）の出場選手は、７月４日に発表を予定している。

構成●THE DIGEST編集部

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