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「桁違いに素晴らしい!」日米を熱狂に包む大谷翔平に指揮官も惚れ惚れ!「もう振るたびに本塁打になるよね」

THE DIGEST編集部

2021.07.04

2打席連続HRにサヨナラ生還と“大暴れ”した大谷。そのプレーぶりに日米から喝采が止まない。(C)Getty Images

 規格外のパフォーマンスに指揮官も惚れ惚れだ。

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 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月2日、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。2打席連続アーチを含む4打数2安打3打点1四球、さらに1盗塁を決める大活躍で、チームに8対7の劇的勝利をもたらした。

 まず、この日の1発目は3回の第2打席だ。相手先発の初球フォーシームを捉えた打球はグングンと距離を伸ばし、これがライトスタンドへ飛び込む2試合ぶりの29号ソロとなる。さらに4回の第3打席でも勢いは止まらず、左翼フェンス奥への30号2ランを放った。

 そして、締めくくりが7対7で迎えた9回裏だ。四球で出塁した大谷は2死一塁から盗塁に成功し、チームに一打サヨナラのチャンスを与える。ここでジャレッド・ウォルシュが2球目のスライダーをライト前に運ぶと、この間に大谷は全力疾走でホームに生還。エンジェルスにサヨナラ勝利を呼び込んだのだ。
 
 背番号17が見せたこの"大暴れ"に、エンジェルスの名将も興奮を隠せない。試合後の会見に現われたジョー・マッドン監督は「Supercalifragilisticexpialidocious(桁違いに素晴らしい、の意)」と有名な英文句で称え、「彼がやっていることは、まったくの前代未聞だよ」と、あらためてその躍動を振り返っている。

 また、アーチを量産する最近のパフォーマンスには「もう彼はバットを振るたびに本塁打になる気がするよ」とコメント。さらに投打に加えて"脚"でも大きなインパクトを残すサムライに、「四球を引き出す忍耐力、積極的で鋭い走塁、そしてピッチング。彼のゲームは見ていて本当に壮観だ」と賛辞を贈った。

 今季に入ってから二刀流の完全復活どころか、連日のように日米を熱狂に包んでいる大谷。類稀なるそのポテンシャルは、米球界でも傑出している。

構成●THE DIGEST編集部

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