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「彼はリーグ最高の選手なんだ…」大谷翔平との勝負を避けた“2度の申告敬遠”に敵将が言及「別次元の試合をしている」

THE DIGEST編集部

2021.07.04

勝負を避けられるケースが増加している大谷。渡米後初の1試合2敬遠を受けた。(C)Getty Images

勝負を避けられるケースが増加している大谷。渡米後初の1試合2敬遠を受けた。(C)Getty Images

 勝負を避けられる一日だった。

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 現地時間7月3日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。2打数無安打に終わったものの、2度の申告敬遠を含む3四球1得点をマークし、チームの3連勝に貢献している。

 前日の試合で2打席連続アーチを放った背番号17に対し、この日はオリオールズが勝負を避けるシーンが目立った。初回の第1打席でフルカウントから四球を選んで出塁すると、2回の第2打席では2死三塁とタイムリーのチャンスが訪れる。しかし、ここで1つ目の申告敬遠が選択された。
 
 第3打席を二ゴロに倒されたあとも、この展開は変わらず、再び2死三塁で迎えた5回の第4打席で2度目の申告敬遠。一発を期待する会場は激しいブーイングに包まれ、インターネット上でも不満の声が数多く上がった。

 オリオールズの地元紙『Baltimore Sun』によると、今回の作戦にブランドン・ハイド監督は「(3番のアンソニー・)レンドンに失礼なことをしたつもりはない」とのこと。また、大谷については「いまのオオタニはリーグ最高の選手だと思っている。他の選手とは別次元の試合をしているんだ」と、驚異の存在として評したという。

 第5打席をライトフライに打ち取られ、2試合ぶりのノーヒットに終わった大谷。はたして明日は快音を響かせることができるか。2004年の松井秀喜(ヤンキース)に並ぶ日本人シーズン最多の31号に大きな期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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