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「本当に嬉しいよ」大谷翔平の日本人最多タイ31号を名将マッドンがベタ褒め!「ミスしても本塁打になりそう…」

THE DIGEST編集部

2021.07.05

驚異的なペースで本塁打を量産し続けている大谷。直近7戦では7発のアーチを描いている。(C)Getty Images

 サムライのアーチ量産が止まらない。

【動画】日本人タイ記録を特大弾で飾る!大谷が放った待望の"31号"をチェック

 現地時間7月4日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。2004年の松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキースなど)に並ぶ日本人シーズン最多31号を含む、4打数1安打1打点の活躍でチームの4連勝に貢献している。

 この日、最大の見せ場となったのは、1死無塁で回ってきた3回の第2打席だ。カウント2-2からの5球目、インローに入ってきたスライダーをすくい上げると、その打球はバックスクリーンへ一直線。飛距離459フィート(約140メートル)の特大弾に、会場は大盛り上がりとなった。
 
 このメモリアルな一発に、エンジェルスのジョー・マッドン監督も賛辞を送る。「もう彼はバットを振るたびに、たとえミスしても本塁打になるような気がするよ」と話すと、ヴラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に4本差をつけ、メジャー単独首位の独走態勢に入っている大谷の堂々たる活躍を「本当に見れて嬉しいよ」と、しみじみ語った。

 また、最近多くなっているチームのサヨナラ勝ちは「共通のテーマになってきた」と強調。「これを気に入っている。いつも生き生きしていて会話が飛び交っている。素晴らしい雰囲気だ。マリンズに本塁打を打たれた後も、最後まで諦めない姿勢を見せていた」とベンチ裏の雰囲気を含めて充実ぶりに満足げな表情を浮かべた。

 まだ、シーズン前半戦で日本人記録タイに並んだ大谷は、数字をどこまでを伸ばし続けるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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