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「信じられないキャッチだ!」14年ゴールドグラブ外野手が“神キャッチ”で大谷のピンチを救う

SLUGGER編集部

2021.07.07

ラガレスは今季からエンジェルスに加入。昨オフのカリビアン・シリーズでMVPを受賞する活躍を買われて契約した。(C)Getty Images

 現地時間7月6日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が本拠地で行われたボストン・レッドソックス戦に先発。6回に1点差を返された直後、なおも2死一塁で4番ザンダ・ボガーツがあわや逆転弾という大飛球を打たれたが、センターのホアン・ラガレスの超美技に救われた。

「これぞメジャー!」というプレーだった。大谷が投じたカットボールは真ん中に入り、ボガーツがこれをジャストミート。打球は完全に本塁打性の当たりで、これで大谷の勝ち投手の権利が消えたかに思われた。
 
 だが、右中間に飛んだ打球をセンターのホアン・ラガレスが追い、フェンス間際でジャンプ。フェンスを越えたはずの当たりを見事につかみ取った。ラガレスはメッツ時代の2014年に守備によってどれだけ失点を防いだかを示す守備防御点(DRS)で、全ポジションでメジャー1位の25を記録し、ゴールドグラブも受賞した名手。この美技で一気に逆転の危機を救い、MLB.comのエンジェルス担当記者、レット・ボリンジャーをも「Increduble.(信じられない)」とうならせた。

 ラガレスの美技もあり、試合は現在4対2でエンジェルスが優勢となっている。

構成●SLUGGER編集部

【動画】大谷を救う美技!ラガレスが逆転2ランをキャッチ
 
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