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「毎日アメイジングなことを…」勝利投手→日本人歴代最多32号!大谷翔平の連日の活躍を現地メディアが絶賛!

THE DIGEST編集部

2021.07.08

野球の本場アメリカで“二刀流”を貫く大谷が、松井秀喜の本塁打記録を塗り替えた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の快進撃が止まらない。

 現地時間7月7日、本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、"ゴジラ"の異名を持つ松井秀喜がシーズンを通してつくった日本人最多本塁打(31本)を更新する32号HRを記録。チームは5対4で勝利した。

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 圧巻の一発が生まれたのは、2-2の同点で迎えた5回の第3打席だ。相手先発左腕エデュアルド・ロドリゲスと対峙した27歳は、ボールカウント2-2からファールで粘った。途中で2度、自らの脚に打球が直撃するハプニングに見舞われながら、7球目の内角チェンジアップをフルスイング。打球速度114.5マイル(約184.2キロ)で飛び出したボールは、433フィート(約132メートル)先の右翼スタンドに突き刺さった。

 前日は7回2失点の好投で4勝目を挙げていた驚異の背番号17には、現地メディアも驚きを隠せないようだ。米メディア『The Athletic』の元記者であるブレット・マグワイア氏は、「ショウヘイ・オオタニは昨夜のエンジェルス勝利投手だ。今日、彼はMLBトップの32号ホームランを放った」と驚きを綴ると、同メディアでエンジェルス番のサム・ブルーム記者は「ショウヘイ・オオタニは毎日アメイジングなことをやっている」と称えた。
 
 現在60本ペースで本塁打を量産する大谷に公式メディア『MLB.com』では、「オールスター休み前なのに、もう32号だ」と驚異の速さを伝えている。これまでシーズンを通して60本を超えたのは、バリー・ボンズ(73本)、マーク・マグワイア(70本)、サミー・ソーサ(66本)、ロジャー・マリス(61本)、ベーブ・ルース(60本)のわずか5人だ。

 歴代のホームランバッターに肩を並べようとしている27歳。前半戦も残すところあと3試合だ。この勢いを保ったままオールスター休みに入ることに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部 

【動画】「毎日アメイジングなことを…」と称賛!"ゴジラ"超えの32号を放つ大谷の姿
 
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【動画】「毎日アメイジングなことを…」と称賛!“ゴジラ”超えの32号を放つ大谷の姿