プロ野球

「寂しい思いで言葉が…」松坂大輔の引退に清原和博が惜別メッセージ!2人の想い出の貴重なグラブも披露

THE DIGEST編集部

2021.07.09

引退を発表した松坂大輔(右)を労う清原和博氏(左)。写真:THE DIGEST写真部(左)/滝川敏之(右)

 7月7日、「平成の怪物」と呼ばれた西武ライオンズの松坂大輔が、今シーズン限りで23年間のプロキャリアに終止符を打つことを発表した。

 1998年に横浜高校のエースとして甲子園で春夏連覇の偉業を達成した松坂。ドラフト1位指名で西武に入団したルーキーイヤーから3年連続の最多勝に輝くなど、数々のタイトルを獲得し、球界を盛り上げてきた。

 2007年からはアメリカに渡りボストン・レッドソックスなどでプレーし、2016年に日本球界に復帰。昨シーズンから古巣・西武に戻るも、怪我に悩まされる状態が続いており、今回現役引退に至った。

 日米通算170勝(プロ野球114勝、MLB56勝)という成績を残した松坂の引退報道を受け、プロ野球界で怪物伝説をつくったスラッガー清原和博氏は、自身のTwitterを更新。「松坂投手との対決はいつも力勝負で本当に凄かった!」と回想し、労いの言葉を贈った。

「ここ数年は怪我で苦しむ姿を見るのが辛かった…。引退のニュースを知った時、寂しい思いで言葉が見つからなかった。ゆっくりして欲しい」
 
 最後には、「自分が苦しんでる時グラブにメッセージを書いてプレゼントしてくれ凄く嬉しかった!ありがとう!お疲れ様でした」と感謝を綴り、想い出のグラブの写真を添えた。グラブには以下のようにメッセージが刻まれている。

「清原和博様江
"二千本安打"
おめでとうございます!!
僕にとって清原さんは
いつまでも憧れであり
目標とする選手です。
本当におめでとうございます。
西武ライオンズ松坂大輔」

 ライバルでありながら、互いに支え合った怪物たち。2人が演じた平成の名勝負は、野球ファンにとって、今後も色あせないだろう。

構成●THE DIGEST編集部
 
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