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プロ野球

【日本シリーズ第4戦|採点&寸評】ソフトバンク4-3巨人|グラシアルが3点本塁打で日本一に貢献。今宮の好プレーも光った

氏原英明

2019.10.24

絶好調のグラシアルはこの日も活躍。先制の3点本塁打は見事だった。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

絶好調のグラシアルはこの日も活躍。先制の3点本塁打は見事だった。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

[日本シリーズ第4戦]ソフトバンク4-3巨人/10月23日/東京ドーム

【ソフトバンク・総評】
6.5
最後まで苦しい試合展開だったが、それぞれが役割を全うした。「チーム力」とはこの日、ホークスが見せた強さのことで、いろんな組織が学んだはず。グラシアルは文句なしのMVPだが、全選手が活躍したように映るくらい強い集団だった。

<スタメン野手>
1 二 牧原大成 5.0(7回交代)
3打数ノーヒットで快音はなく、攻撃を完全にストップさせていた。7回の代打はいたしかたない。

2 遊 今宮健太 6.5
3回裏のピンチを抑えた後の4回、先頭打者として立ち、初球を打ってヒットにした。見事なチャンスメーク。9回にはビッグプレーでチームを救った。

3 中 柳田悠岐 5.0
シリーズを通して目立った活躍はなかったものの、存在感と範囲の広い守備はさすがだった。
 
4 左 デスパイネ 5.5(8回交代)
4回の先制機で左翼前安打を放って好機を拡大。最後まで怖さを見せた。

5 右 グラシアル 6.5
先制の3点本塁打は見事。スライダーを待ちながらストレートで追い込まれながらの粘りは圧巻だった。

6 一 福田秀平 5.0
菅野攻略に起用されるもノーヒット。ただ、脚で見せて相手のミスを誘った。

7 三 松田宣浩 5.0(9回交代)
7、9回と相手が嫌がる展開で必ず安打を打つ。いぶし銀の活躍だった。
 

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