専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
プロ野球

【日本シリーズ第4戦|採点&寸評】ソフトバンク4-3巨人|グラシアルが3点本塁打で日本一に貢献。今宮の好プレーも光った

氏原英明

2019.10.24

菅野は粘り強く投げていたが、チームメイトの守備の乱れが失点に結びついてしまった。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

菅野は粘り強く投げていたが、チームメイトの守備の乱れが失点に結びついてしまった。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

8 捕 小林誠司 5.0(7回交代)
菅野との息はいつも以上に合っているように見えたが、グラシアルに浴びた一発をどう反省するか。

<野手途中出場>
石川慎吾 -(6回代打)
阿部慎之助 -(6回代打)
山本泰寛 4.5(7回守備)
7回から守備で途中交代もタイムリーエラーで足を引っ張った。前の表の攻撃でキャッチボールに出てくるのがイニングが終わってからと、準備不足を問われても言い訳はできない。
大城卓三 -(7回代打)
重信慎之介 -(7回代打)

陽岱鋼 -(9回代打)
 
<投手>
菅野智之 5.5(6.1回)
腰痛を押しての出場も、立ち上がりはそれを感じさせない見事なマウンドさばき。グラシアルの一発はややスライダーが膨らんだ。それでも、限界まで投げ切った姿勢は評価したい。

中川皓太 5.5(0.2回)
菅野の後を受けた1死満塁のピンチで、内川聖一を併殺打。貴重な経験となったはずだ。

デラロサ 6.0(2.0回)
シリーズ初登板が窮地の状況だったにもかかわらず2イニングを無失点。1点差のまま9回の攻撃抜つなげた貢献は大きい。

<監督>
原辰徳 5.0
駒不足の中、最後まで選手を信じきる采配は見事と言える。このシリーズだけを見ているのではないように感じられた。

【日本シリーズPhoto】ソフトバンクが3年連続日本一!!試合後には阿部慎之助も宙に舞う!!!

取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)

【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号