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MLB

“王者”アロンゾが圧巻のHRダービー連覇達成! 大谷翔平を下したソトらを破って史上3人目の快挙

THE DIGEST編集部

2021.07.13

2018年のホームラン・キングが史上3人目の快挙を成し遂げた。(C)Getty Images

2018年のホームラン・キングが史上3人目の快挙を成し遂げた。(C)Getty Images

 メジャーリーグは現地時間7月12日、クアーズ・フィールドでホームラン・ダービーが開催され、ニューヨーク・メッツのピート・アロンゾが2019年に続く連覇を成し遂げた(注:昨年はコロナ禍のため開催されず)。

【動画】怪力アロンゾのスーパーHRがこれだ!

 前半戦メジャー最多本塁打を記録して第1シードを獲得した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。日本でも中継されるなど大きな注目を集めたが、延長戦の末にナ・リーグ最年少首位打者のホアン・ソト(ワシントン・ナショナルズ)に敗れるなど、1回戦は上位シードがいずれも敗れる波乱。

 しかし続く2回戦は打って変わり、上位シードが“サヨナラ”で決着をつけ、アロンゾと今季結腸ガンから復帰を果たしたトレイ・マンシーニ(ボルティモア・オリオールズ)との決戦となった。

 そして決勝も、手に汗握る展開となる。
 
 3分間戦う1~2回戦と異なり、決勝は2分間の短期決戦。マンシーニは計22本を叩き込んでプレッシャーをかけたが、史上3人目の連覇を狙うアロンゾはまったく動じなかった。

 最初の2分間で16本をスタンドインさせると、延長では何と7連続でホームランを放ち、一瞬のうちに優勝を勝ち取った。1998~99年のケン・グリフィーJr.、2013~14年のヨエニス・セスペデスに次ぐ3人目の連覇を成し遂げている。

 2019年に新人歴代最多53本塁打を記録したその実力を遺憾なく発揮。相方を務めたブルペンコーチは64歳ながら、見事な投球でアシストしてみせた。来年は果たして誰が戴冠するだろうか。

<1回戦結果>
■○トレイ・マンシーニ(オリオールズ):24本 vs ●マット・オルソン(アスレティクス):23本

■〇トレバー・ストーリー(ロッキーズ):20本 vs ●ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ):19本

■〇ピート・アロンゾ(メッツ)35本: vs ●サルバドール・ペレス(ロイヤルズ):28本

■〇ホアン・ソト(ナショナルズ)31本: vs ●大谷翔平(エンジェルス):28本

<2回戦結果>
■●トレバー・ストーリー(ロッキーズ):12本 vs ○トレイ・マンシーニ(オリオールズ):13本×

■●ホアン・ソト(ナショナルズ)15本: vs 〇ピート・アロンゾ(メッツ)16本×

<決勝>
■●トレイ・マンシーニ(オリオールズ):22本 vs ピート・アロンゾ(メッツ):23本×

構成●THE DIGEST編集部

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