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「こんなに疲れたことは今までになかった」死闘を終えた大谷翔平がホームラン・ダービーを振り返る

SLUGGER編集部

2021.07.13

今年1月に亡くなったハンク・アーロンの背番号44を背にフルスウィングし続けた大谷だが、惜しくも一歩届かなかった。(C)Getty Images

今年1月に亡くなったハンク・アーロンの背番号44を背にフルスウィングし続けた大谷だが、惜しくも一歩届かなかった。(C)Getty Images

 現地時間12日に行われた球宴ホームラン・ダービー1回戦。第1シードで登場した大谷翔平(エンジェルス)は、ホアン・ソト(ナショナルズ)との死闘の末に惜しくも敗れた。

「疲れました。こんなに疲れたのは、それこそシーズン中でも一度もなかった」

 まず最初の4分間で、2人はそれぞれ22対22とまったくの同点。延長で6本ずつ放って再度延長に入り、最後は3スウィングすべてを柵越えさせたソトに軍配が上がった。延長に次ぐ延長で汗だくの大谷は、とにかく「疲れました……」を連呼するほど疲労困憊していた。
 
 ただ、悔しそうな表情をしつつも初のホームラン・ダービーを「楽しかった」と回顧。打つ直前に電話をかけてきた同僚のマイク・トラウトやアルバート・プーホルス(ドジャース)をはじめとする多くの選手からエールをもらい、「みんなで楽しめてるかなと思うので、引き続き(球宴を)楽しめたらなと思います」と笑顔も見せた。

 最後に「勝てなかったですけど、雰囲気だけでも楽しんでもらえたらいいなと思います」と日本のファンへメッセージを送った大谷。明日の球宴本番は、史上初の「1番・指名打者」&先発投手として“二刀流”出場が決まっている。しっかり休んで今日の疲れを取り、また明日は活躍を見せてほしい。

構成●SLUGGER編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
 

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