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「初めてルールを変えた!」大谷翔平、「1番・指名打者」&先発投手で球宴へ!“野茂以来”と“イチロー以来”を同時に達成<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2021.07.13

これまで数々の伝説を作ってきた大谷が、また歴史に名を刻んだ。史上初の球宴投打同時出場とは……。(C)Getty Images

これまで数々の伝説を作ってきた大谷が、また歴史に名を刻んだ。史上初の球宴投打同時出場とは……。(C)Getty Images

 大谷翔平(エンジェルス)が、またも歴史を刻んだ。

 現地時間7月13日、2021年MLBオールスター・ゲームの両チームのスタメンが発表され、大谷は「1番・指名打者」でスタメン出場しながら、同時に先発投手としてマウンドに上がることも発表された。

 本来、「先発投手」と「指名打者」は同一の選手が務めることはできないが、今回の球宴では史上初めて特別ルールが採用。大谷は降板した後も指名打者としての出場は続けることができる。このルールはア・リーグの指揮官を務めるケビン・キャッシュ監督(レイズ)の要望によるもの。『スポーツ・イラストレイテッド』誌は、「オオタニに合わせて初めてルールが変えられた」と驚きを持って伝え、大谷自身も「まったく予想していなかった」とコメントした。
 
 球宴で先発投手を務める日本人選手は、1995年の野茂英雄以来史上2人目。さらに1番でスタメン出場する日本人選手も、10年のイチロー以来2人目となる。大谷は2つの快挙を、たった1度の出場で達成してしまったことになる。

 大谷と投げ合うナ・リーグの先発は、サイ・ヤング賞3度の大投手マックス・シャーザー(ナショナルズ)。目下ナ・リーグ本塁打王のフェルナンド・タティースJr.(パドレス)が1番を務め、本塁打王3度のノーラン・アレナード(カーディナルス)や昨季MVPのフレディ・フリーマン(ブレーブス)ら錚々たる面々と対決する。

構成●SLUGGER編集部

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