MLB

「驚異的なラウンドだ」大谷翔平が披露したクレイジーな“ムーンショット”を専門メディアが絶賛!「投手がやり遂げた」

THE DIGEST編集部

2021.07.14

初のホームランダービーは初戦で敗退を喫した大谷。13日はオールスター・ゲームに出場する。(C)Getty Images

"二刀流"戦士がまたも強さを発揮した。

 現地時間7月12日のホームラン・ダービーに出場した大谷翔平(エンジェルス)。ホアン・ソト(ナショナルズ)とデッドヒートの末に惜しくも初戦で姿を決したが、印象的なシーンとしてファンの記憶に残る戦いを繰り広げた。

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

 先行のソトが22本のホームランを放つのを見届けた27歳は、序盤はライナー性の打球とファウルの連発でフェンス越えに苦戦。途中休憩を取るまでの1分40秒間でわずか5本のアーチに留まったが、後半怒涛の追い上げで、ボーナスタイムを含め22号を叩き込み1分間の延長戦へ持ち込んだ。

 ところが互いに6本と引き分けとなり、3スイング勝負の再延長で決着をつけることに。ここでソトが3スイング全てスタンドへと運ぶ驚愕のパフォーマンスを披露した。一方、大谷は1スイング目でスタンドに打ち込むことが出来ず、負けが確定した。
 
 同ゲームの様子を「驚異的なラウンドだった」と表現する米専門メディア『FAN SIDED』は、「エンジェルスのスーパースターDHのショウヘイ・オオタニが、クレイジーなムーンショットで"ショー"を披露した」と伝え、500フィート(152.4メートル)超えの超特大弾を6本放った"二刀流"を「オオタニは持っている力を全て出し尽くした。ピッチングしない時でも、投手がやったことがないことをやり遂げる」と評した。

 また同メディアは、「オールスター・ゲームで彼と対戦したいナ・リーグ投手はいないだろう」とも表現。現地時間13日に行なわれるオールスター・ゲームは「1番・指名打者」でスタメン出場に加え、先発投手としてマウンドに上がる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部 

【動画】「驚異的なラウンド」と絶賛!延長戦でも500フィート越え3本放つ大谷
 
NEXT
PAGE
【動画】「驚異的なラウンド」と絶賛!延長戦でも500フィート越え3本放つ大谷