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「ルースがオオタニのベータ版だ」大谷翔平が球宴で見せた“100マイル連発”に米唖然!「ショーを見せようとした」

THE DIGEST編集部

2021.07.14

史上初となる球宴二刀流を実現させた大谷。今季初登板以来の100マイルをマークした。(C)Getty Images

 サムライ戦士の"剛速球連発"に米記者も唖然だ。

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 現地時間7月13日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、クアーズ・フィールドで行なわれたMLBオールスター・ゲームに「1番・DH」で先発出場。打っては2打数無安打に終わったものの、投げては初回を三者凡退に抑え、2019年の田中将大以来となる日本人2人目の勝利投手となった。

 球場にどよめきが起こったのは、大谷がノーラン・アレナード(セントルイス・カージナルス)と対峙した初回2死の場面だ。カウント1-2からの4球目に100.2マイル(約161.3キロ)を投じると、ボールとなった5球目も99.7マイル(約160.4キロ)をマークしたのだ。
 
 最終的にサードゴロに仕留めた大谷の投球内容は、現地でも反響が広がっている。『MLB.com』でデータ分析を担当するデビッド・アドラー記者は、「Statcastが導入されてから、オールスターで100マイル(約161キロ)以上の球を投じた先発投手はオオタニと2018年のクリス・セールのみだ」と、歴史的な記録であると強調。

 さらに、『New York Times』などに寄稿するデビッド・ガードナー記者も「オオタニは第2のベーブ・ルースではない。ベーブ・ルースがオオタニのベータ版だ」と絶賛。『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は「おそらく1イニングしか投げられないことを知っていて、ショーを見せようとしたのだろう」と推測している。

 オールスター史上初の球宴二刀流でも高いポテンシャルを発揮した27歳。シーズン後半戦での活躍も楽しみで仕方ない。

構成●THE DIGEST編集部

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