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MLB

「オオタニも人間だ」大谷翔平の4打席連続三振に米記者が反応。7失点の菊池雄星にも3打席凡退

THE DIGEST編集部

2021.07.18

第2打席から4打席連続三振に倒れた大谷。これで4試合アーチなしとなった。(C)Getty Images

第2打席から4打席連続三振に倒れた大谷。これで4試合アーチなしとなった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間7月17日、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。5打数無安打4三振と振るわず、今季2度目となる菊池雄星(マリナーズ)との“花巻東対決”も3打数無安打2三振に抑えられた。

【動画】メジャーで躍動する大谷翔平、前日の再開初戦で見せた圧巻2点タイムリーをチェック

 6月5日の今季初対決では、16号を含むマルチ安打をマークした大谷。これに続く活躍を狙うこの日は、先頭のデビッド・フレッチャーが26試合連続安打を放ち、第1打席から無死二塁の好機が訪れる。しかし、ここは態勢を崩されながらのショートフライに打ち取られた。

 2回もフレッチャーの勢いは止まらず、2死満塁から走者一層の3点タイムリーツーベースを放つ。なお、2死二塁の好機で訪れた大谷の第2打席だったが、外角への96マイル(約154キロ)にバットを出せず、見逃し三振。続く4回の第3打席は空振り三振に倒れる。
 
 一方、大谷に対して完璧なピッチングを見せていた菊池は、4回からジャック・メイフィールド、テイラー・ウォードに2イニング連続被弾を許すなど、好調のエンジェルス打線に苦戦。今季2度目の“花巻東対決”でリベンジを果たしたものの、今季ワーストの5回7失点で降板となった。

 マリナーズの投手が交代し、大谷は6回の第4打席で2番手エリック・スワンソンと対峙。しかし、ここもフルカウントからの空振り三振と結果を出せない。さらに、8点リードで迎えた9回も再び空振り三振に倒れ、まさかの4打席連続三振に現地からは不安の声が漏れた。

 米紙『Washington Post』などで執筆するグレッグ・ビチャム記者は「彼にとって1試合4三振を喫したのは2019年8月30日以来だ」とツイ―ト。米メディア『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア記者は「彼も人間ということだ」と反応した。

 開幕からフル稼働する大谷には、身体を酷使することによる負傷や疲労を懸念する声も少なくない。はたして今後の活躍はどうなっていくのだろうか。試合はエンジェルスが9対4の快勝を収めている。

構成●THE DIGEST編集部

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