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MLB

不安を払拭する大谷翔平の“後半戦初アーチ”に名将マッドンが感服!HRダービーの影響は「疲れというより技術面な部分」

THE DIGEST編集部

2021.07.19

5試合ぶりの34号2ランを放った大谷。本塁打王争いを繰り広げるゲレーロJr.とは現時点で3打差だ。(C)Getty Images

5試合ぶりの34号2ランを放った大谷。本塁打王争いを繰り広げるゲレーロJr.とは現時点で3打差だ。(C)Getty Images

 まだまだサムライ戦士のハイパフォーマンスは続きそうだ。

【動画】これを打たれたら投手は為す術なし!? 大谷翔平が放った圧巻の34号をチェック

 現地時間7月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。チームが4対7と敗れた中でも、後半戦初アーチの34号2ランを含む、3打数2安打2打点2四球と見せ場を作った。

 久々の快音を響かせたのは、5点ビハインドで迎えた9回裏2死3塁の場面。マリナーズ5番手のポール・シーウォルドと対峙した大谷は、フルカウントから7球目スライダーをすくい上げる。打球速度107.3マイル(約172.7キロ)で飛び出したボールはグングン距離を伸ばし、あっという間に右中間スタンドへと着弾した。
 
 一部で囁かれていた蓄積疲労への不安を払拭する一発に、エンジェルスを率いる名将も唸る。まず、試合後の会見に現われたジョー・マッドン監督は、しばらく本塁打が止まっていた大谷のスイングについて「通常よりも引っ張り気味になっていたかもしれない」と指摘している。

 だからこそ今回のアーチは、指揮官としても満足のいくものだったようで「試合終了間際に放ったホームランがセンター方向だったのは良かった」と称賛。「あれは彼がずっとやってきたことだからね」と続けると、球宴前日のホームラン・ダービーに出場した影響に関しては「疲労というよりも技術的な部分だった」と答えた。

 開幕から勢いが止まらない大谷。19日のオークランド・アスレティックス戦では後半戦初登板を控えているが、ここではどんなプレーを見せてくれるのか。今後の活躍も期待せずにはいられない。 

構成●THE DIGEST編集部

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