メジャーリーグを代表する主砲フレディ・フリーマン（アトランタ・ブレーブス）の愛息チャーリーくんと、フェルナンド・タティースJr.（パドレス）との“ほっこりエピソード”が、全米で話題を集めている。

　かねてよりタティースJr.の大ファンであったチャーリーくん。実は憧れのスターに会うため、５月上旬には打率2割を切っていた父フリーマンに「ダディ、もっと活躍してよ！ じゃなければオールスターに選ばれないからフェルナンド（タティースJr.）に会えないじゃない」と発破をかけていた。

　これを聞いた父も発奮し、見事に復調。先日のオールスター・ゲームに見事選出されたのだ。そしてチャーリーくんの思惑通りタティースJr.も選出されたため、念願の対面が実現。その際、タティースJr.とチャーリーくんは固いハグを交わしたのだ。

　そして、現地時間７月20日にブレーブスの本拠地で行なわれたパドレス戦で２人の絆は、より深まったようだ。試合中、ネクストバッターズサークルで準備するタティースJr.はバックネット裏で見守るチャーリーくんに気づくと手を振ったのだ。このシーンをMLB公式サイトの動画コーナー『Cut4』が公開し、２人の関係性を「永遠の親友だ！」と伝えている。
  　この試合、チャーリーくんの応援も虚しく、今季28本塁打（MLB３位）のタティースJr.はシングルヒット１本に終わった。一方、父のフリーマンは１対１で迎えた６回、ダルビッシュ有から左翼スタンドに運ぶ22号を放っており、父としての威厳を保ったと言えるかもしれない。

　なお、試合後、チャーリーくんには、タティースJr.からサイン入りのユニホームが贈られたようで、ブレーブス公式ツイッターは「大きな夢を持って！」と大喜びでする姿を紹介した。

　今後も飛躍が期待されるタティースJr.とチャーリーくんの絆にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部 

【動画】チャーリーくんとタティースJr.は「永遠の親友だ」！手を振り合う２人の姿