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プロ野球

14年本塁打王メヒアが西武を退団。「日本野球をリスペクトしてくれていた選手」と渡辺GMも惜しむ

SLUGGER編集部

2021.07.26

メヒアの在籍7年半は西武の外国人野手で最長記録。30本塁打を2度記録するなど強打の助っ人として愛された。写真:山崎賢人

メヒアの在籍7年半は西武の外国人野手で最長記録。30本塁打を2度記録するなど強打の助っ人として愛された。写真:山崎賢人

 埼玉西武ライオンズは26日、エルネスト・メヒアから退団の申し出があり、ウェーバー公示を行ったことを公表した。メヒアのコメントは以下の通り。

「いま世界中がとても困難な時期であり、世界の反対側から日本に来た私にとって、家族がいないことは本当に大変でした。残りの2021シーズン、チームメイトの活躍を祈念し、チームメイトが健康で、力強くフィニッシュし、優勝できることを願っています。

 ライオンズファンの皆さん、2014年から長きにわたり熱いご声援をいただき本当にありがとうございました。皆さまには私の想いをご理解いただければ幸いです。家族を優先しなければならないということをお詫び申しあげます。
 
 これからもライオンズをずっとずっと応援し続けてください、私も異国の地から応援しています」
 
 メヒアは今季が来日8年目。来日1年目の2014年にいきなり34本塁打でタイトルを獲得し、現在までに通算142本塁打を記録するなど頼れる助っ人として活躍していたが、コロナ禍の影響もあって日本を去ることとなった。

 退団に際して渡辺久信GMも以下の通りコメントを発表。頼れる助っ人の退団を惜しんだ。

「2014年から8年ほどライオンズで一緒に戦ってきましたので、退団することになりすごく残念です。ただ、ご家族のことが一番の理由とのことでしたので、これは仕方ないことだと思います。
 
 性格も良くて、日本の野球をリスペクトしてくれていた選手でした。とても感謝しています」

構成●SLUGGER編集部
 
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