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電撃復帰のキンズラーが韓国相手に先制2ラン!大谷翔平と“イチャイチャ”した名二塁手が躍動【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.29

メジャーを代表する二塁手が韓国戦でホームラン。大谷とのランデブーを振り返る。(C)Getty Images

 東京オリンピック2020は7月29日、野球のオープニングラウンドが行なわれ、グループBのイスラエルと韓国が対戦。日本にとって最大のライバルと目されている韓国だが、緒戦で思わぬ苦戦を強いられている。その中心にいるのが、イスラエル代表のイアン・キンズラーだ。

 テキサス・レンジャーズやデトロイト・タイガースなどで強打好守の二塁手として活躍したキンズラーは、シーズン30本塁打&30盗塁を2回マーク、ゴールドグラブも2回受賞している。オールスター選出4回のスターは2019年オフ、通算2000安打に1本足らず1999本で現役引退を決めた。

 しかし、ユダヤ系アメリカ人としてイスラエルが五輪出場を決めると血が騒ぎ、オリンピックのために現役へ電撃復帰。東京の地にやってきた。

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 そして29日の韓国戦、第1打席は三振に終わったものの、3回の第2打席に彼らしい引っ張りの打撃を見せると、打球は横浜スタジアムの左翼席に飛び込む先制2ラン。格上相手にプレッシャーをかけるに十分な攻撃を見せた。その後同点に追いつかれたイスラエルだが、6回に再び2ランが出て勝ち越しに成功。勝負の後半に突入している。

 キンズラーについて、日本の多くの野球ファンは大谷翔平との"いちゃいちゃ"で記憶しているかもしれない。2018年にロサンゼルス・エンジェルスに在籍していたキンズラーは、大谷がメジャー初本塁打を本拠地で決めた際、誰も祝わないで無視する「サイレント・トリートメント」を仕掛けた。そして、大谷が「ねぇねぇ構ってよ!」と抱き着いたシーンは記憶に新しいだろう。

 さすがに衰えは隠しきれないが実績は十分。日本もイスラエルと戦うことになった際は、キンズラーのプレーにぜひ注目しておきたい。

構成●THE DIGEST編集部
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