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侍ジャパン

「苦しかった」"胴上げ捕手"甲斐拓也にこみ上げた想い。「チームが勝って本当に良かった」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.07

見事に日本を優勝に導いた甲斐。その心のうちを明かしている。(C)Getty Images

見事に日本を優勝に導いた甲斐。その心のうちを明かしている。(C)Getty Images

 横浜の空に、侍の歓喜の声がこだました。

 東京オリンピック2020は8月7日、横浜スタジアムで日本対アメリカの野球決勝戦が行なわれ、日本が2対0で勝利。1984年のロサンゼルス五輪以来、実に37年ぶりとなる頂点に立ち、正式競技になってからは初のオリンピック金メダルを獲得した。

 24人全員がヒーローだったのは間違いない。しかし、全5試合で最も大きなプレッシャーに晒され続けたのは、先発捕手の甲斐拓也(ソフトバンク)だろう。

【動画】歓喜の瞬間!日本が頂点に立ったラストプレーをもう一度

 1点が致命傷となりかねない国際試合。投手陣を引っ張るリードやブロッキングなど、相当に繊細なプレーを続けなければならなかった。
 
 実際、優勝を決めた後のインタビューにて達成感を訊かれた"ジャパンの要"は、息を荒げながら「苦しかった」と心情を吐露。「でも、みんなで喜びあえて本当に嬉しいです」と余韻に浸った。

 アメリカ打線を完封勝利に導いたこの日の投手陣については、「アメリカ打線は本当にいい打線ですし、ただ、森下(暢仁/広島)とは引かずに思い切ってどんどん攻めていこう(と話しをしました)。守らずに攻める時は攻めようと。森下は本当によく投げてくれましたし、今日はピッチャー陣みんな一生懸命に投げてくれました」

 この大会、甲斐はバッティングでも初戦に9回同点スクイズ、準々決勝のアメリカ戦ではサヨナラ打と活躍した。これについては「自分のプレーよりも、チームが勝ったのが本当に一番です。自分が打てなくても、チームが勝てば本当にいいと思いました。自分どうこうではなくて、チームが勝って本当に良かったです」とコメント。その身すべては、日本代表の勝利という一点に捧げていたことも明かした。

 その表情は疲労感を感じながらも、晴れやかだった。

 苦しさを乗り越えた男は、最高の歓喜に酔いしれていた。

構成●THE DIGEST編集部

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