横浜の空に、侍の歓喜の声がこだました。
東京オリンピック2020は8月7日、横浜スタジアムで日本対アメリカの野球決勝戦が行なわれ、日本が2対0で勝利。1984年のロサンゼルス五輪以来、実に37年ぶりとなる頂点に立ち、正式競技になってからは初のオリンピック金メダルを獲得した。
全勝優勝での悲願の頂点。しかし、緒戦のドミニカ戦は9回まで相手にリードを許す苦しい展開だった。だが、ここで"キャプテン"・坂本勇人(巨人)が劇的なサヨナラ打を放ったことで日本は一気にムードが良くなった。その後、坂本は続くメキシコ戦でホームラン、アメリカ戦では3安打猛打賞、宿敵韓国戦でも先制の犠牲フライを放つなど、攻守に躍動を見せていく。
何より、ピンチを背負った場面や流れが悪くなった時、誰よりも先にマウンドにいる投手へ声掛けしにいく姿は、まさにチームリーダーたる姿そのものだった。
果たして坂本は、優勝が決まると「本当にタフなゲームが続いていて、今日もすごい緊迫したいいゲームだったんで、ホッとした気持ちが一番でした」と、肩の荷が下りたことにまず安堵した表情を浮かべた。
日本の勝因については、「簡単には勝たせてくれないなと思いながらみんなやってましたけど、日本の投手力、守備力。ミスがなく試合を運んでいけたので、優勝できたと思います」と、強みの総合力で押し切ったことに自信をのぞかせた。
「プレッシャーだったり、いろんな重圧の中でみんなで戦ってきたので。僕らでしか分かり合えない部分があると思いますし、みんなのホッとした顔が見られて嬉しかったです」
「監督も試合前に緊張しているのを感じていましたし、最後にあれだけ喜んでいる顔を見て、頑張って良かった」
これらの言葉は、キャプテンとしてチームをよく見ている彼らしいコメントでもあった。
最後に坂本は、「東京オリンピックが開催されると決まってから、僕の中で一つの夢でもあったので、金メダルを獲れて感無量です」と優勝の余韻に浸り、8月13日から再開するプロ野球も応援してほしいとメッセージを届けている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】歓喜の瞬間!日本が頂点に立ったラストプレーをもう一度
東京オリンピック2020は8月7日、横浜スタジアムで日本対アメリカの野球決勝戦が行なわれ、日本が2対0で勝利。1984年のロサンゼルス五輪以来、実に37年ぶりとなる頂点に立ち、正式競技になってからは初のオリンピック金メダルを獲得した。
全勝優勝での悲願の頂点。しかし、緒戦のドミニカ戦は9回まで相手にリードを許す苦しい展開だった。だが、ここで"キャプテン"・坂本勇人(巨人)が劇的なサヨナラ打を放ったことで日本は一気にムードが良くなった。その後、坂本は続くメキシコ戦でホームラン、アメリカ戦では3安打猛打賞、宿敵韓国戦でも先制の犠牲フライを放つなど、攻守に躍動を見せていく。
何より、ピンチを背負った場面や流れが悪くなった時、誰よりも先にマウンドにいる投手へ声掛けしにいく姿は、まさにチームリーダーたる姿そのものだった。
果たして坂本は、優勝が決まると「本当にタフなゲームが続いていて、今日もすごい緊迫したいいゲームだったんで、ホッとした気持ちが一番でした」と、肩の荷が下りたことにまず安堵した表情を浮かべた。
日本の勝因については、「簡単には勝たせてくれないなと思いながらみんなやってましたけど、日本の投手力、守備力。ミスがなく試合を運んでいけたので、優勝できたと思います」と、強みの総合力で押し切ったことに自信をのぞかせた。
「プレッシャーだったり、いろんな重圧の中でみんなで戦ってきたので。僕らでしか分かり合えない部分があると思いますし、みんなのホッとした顔が見られて嬉しかったです」
「監督も試合前に緊張しているのを感じていましたし、最後にあれだけ喜んでいる顔を見て、頑張って良かった」
これらの言葉は、キャプテンとしてチームをよく見ている彼らしいコメントでもあった。
最後に坂本は、「東京オリンピックが開催されると決まってから、僕の中で一つの夢でもあったので、金メダルを獲れて感無量です」と優勝の余韻に浸り、8月13日から再開するプロ野球も応援してほしいとメッセージを届けている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】歓喜の瞬間!日本が頂点に立ったラストプレーをもう一度