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「前例にないことをやっている」7勝目の大谷翔平に名将マッドンが太鼓判!ア・リーグMVPは「私にとっては明白だ」

THE DIGEST編集部

2021.08.13

今季14度目の“リアル二刀流”となった大谷。投打にわたる活躍に名将も感服している。(C)Getty Images

 二刀流で米球界を沸かせる"サムライ戦士"に名将も唸る。

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 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間8月12日、トロント・ブルージェイズ戦に「1番・投手」として先発出場。4回に2失点を喫するも、その後は好ピッチングで6回(99球)を被安打3、6奪三振に抑え、自身のシーズン記録を更新する最多7勝目を飾った。

 本塁打王争いを繰り広げているブラディミール・ゲレーロJr.との対戦が注目されたこの日、初回に巡ってきた最初の対決はレフト前ヒットを許した大谷。しかし、2度目の対戦となった4回はスライダーで空振り三振を奪い、6回には四球を与えたものの、後続をピシャリと抑えてマウンドを降りた。
 
 背番号17が見せた圧巻のパフォーマンスには、エンジェルスを率いる名将も満足しているようで、米紙『New York Post』によると、ジョー・マッドン監督は試合後、大谷が今季のア・リーグMVPであることは「私にとって明白だ。それに対する議論はない」と言及したという。

 また、同じくMVP候補として挙げられるゲレーロJr.について「ブラディは素晴らしい年を過ごしているし、私も彼のことが大好きだ」と言及すると、そのうえで「ただ、うちの選手(大谷)がやっていることは、これまでになかったことであり、前例のないことなんだ」と強調。「他の人も同じように感じていると思うよ」と持論を述べた。

 この日は打ってでも3打数1安打の活躍を見せた大谷。前日には14試合ぶりとなる38号本塁打を放っており、投打で好調ぶりを感じさせる27歳へ今後も期待感が高まる。

構成●THE DIGEST編集部

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