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「芸術だ」大谷翔平は“打ち取られても”絵になる! あと少しで40号の当たりに投手も悔しがる姿が現地で話題

THE DIGEST編集部

2021.08.17

大飛球はライトフェンス直前で……。(C)Getty Images

大飛球はライトフェンス直前で……。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間8月16日、敵地で行われているニューヨーク・ヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場。今季40号本塁打を目指して、“元祖二刀流”ベーブ・ルースゆかりの地でバットを振っている。

 6回を終えて3打数無安打と、球界を代表する右腕ゲリット・コールの前に抑え込まれているのだが、第3打席の“あるシーン”が「芸術だ!」として話題を呼んでいるのだ。

【動画】これはいった!大谷も、コールも確信した瞬間がこれだ
  エンジェルス1対2で迎えた6回、先頭打者で打席に入った大谷はカウント1ー2と追い込まれる。そこから2球ファウルでしのぐと6球目、内角高めに浮いてきた98マイル(157キロ)の4シームを強振。

 打った大谷は豪快なフォロースルーで40号を確信したような姿で歩き出し、打たれたコールも左足を上げながら打球を見上げて「やられた……」という表情。そして捕手も中腰になり、場内の誰もがホームランになったと思ったシーンだった。しかし、大飛球はライトフェンス手前で失速し、40号とはならなかった。

 そして、このシーンを見たスポーツ大手メディア『The Athletic』のスティーブン・J・ネスビット記者が「芸術的だ!」と評したように、とにかく“絵になる”と話題を呼んでいるのだ。他にもヤンキース番記者のブライアン・ホーク氏も「コールは足をけり上げて、ショウヘイ・オオタニにホームランを浴びたと思ったに違いない」とコメントしたように、多くの識者やファンが反応している。

 改めて言うが、大谷は結局ライトフライに終わっている。しかし、それでも話題を呼ぶというのは、スターたるゆえんだろうか。果たして残りの攻撃で、“本当の40号”を打つことに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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