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大谷翔平、ホームでの勝負強さを専門メディアが指摘!「忘れられない思い出を与えてくれる」

THE DIGEST編集部

2021.08.18

ホームランランキングトップに立つ大谷は、ファンに極上のエンターテイメントを提供している。(C)Getty Images

ホームランランキングトップに立つ大谷は、ファンに極上のエンターテイメントを提供している。(C)Getty Images

 打ってはメジャートップとなる39本のホームランを放ち、マウンドに立てばここまで7勝を挙げて防御率も2.93と、投打でハイレベルのパフォーマンスを披露し続けている大谷翔平。シーズンが進むにつれ、MVP受賞の可能性など、ポジティブな興味が膨らむ一方である。

 アメリカ全土にサプライズを提供している驚異の27歳だが、その数字はロサンゼルス・エンゼルスの本拠地であるアナハイムのエンゼル・スタジアムでは、さらに傑出したものになっており、それは「予想以上のもの」であると、専門メディア『HALO DUGOUT』が指摘している。

 同メディアは、ここまでの大谷について「クレイジーな働きぶりを続けており、アメリカン・リーグMVPの最有力候補として、野球史上最高のシーズンを過ごしている」と称賛。そして、「ファンに決して忘れられないショータイムを提供しているが、とりわけホームのファンには最高のパフォーマンスを披露。オオタニとファンは、相思相愛の関係にある」と綴っている。

 その具体的な数値として、ここまでアナハイムで登板した10試合で5勝を挙げ、防御率1.92を記録しているが、エンゼルスの歴史において、ホームでの先発10試合を終えた時点で無敗&防御率2.00以下を記録したのは、大谷が初であるという。また打者としても、ホームでの57試合で22本のホームランを放った最初のエンゼルスの選手である。
 
 同メディアは、「今季ここまでの防御率2.93は、信じられないほど印象的な数字のはずだが、ホームでの1.92と比べるとはるかに見劣りする」と綴り、いかにエンゼル・スタジアムでのプレーが際立ったものであるかと強調している。

 打者としても、ホームでホームランの記録を作り出した大谷だが、彼の場合、投打が相乗効果となっていると同メディアは分析。登板の際にも、打席に立ち続けることが、彼のパフォーマンスに好影響を与えているというのだ。実際、7勝目を挙げた12日のブルージェイズ戦でも、本塁打王争いのライバルであるゲレロとの対決が注目される中で6回を3安打2失点に抑え、打席では中越えの二塁打を放ち、四球で出塁した際には好走塁でホームベースを踏むなど、投打で躍動した。

「忘れられない思い出を与えてくれる大谷のおかげで、昨季よりも多くのファンがスタジアムに足を運べば、なお完璧だ」と綴る同メディアは最後に、唯一の残念な点として「エンゼル・スタジアムでの残り試合が19試合しかないこと」を挙げている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「信じられない」豪快39号アーチを放った大谷の姿をチェック!

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