ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智が、現地時間８月29日のセントルイス・カーディナルス戦に「６番・ライト」でスタメン出場。９回裏に逆転サヨナラ弾を放ち、チームを劇的な勝利に導いた。

【動画】「非常に嬉しい」と率直に喜んだ筒香の劇的サヨナラアーチ！

　１－３で迎えた９回裏１アウト一二塁の場面で第４打席が回ってきた筒香は、今季29セーブを挙げる守護神アレックス・レイエスと対峙。初球のスライダーが真ん中に入ったのを逃さずフルスイングすると、打球はぐんぐん伸びていきライトスタンド場外へと消える特大の一発となった。

　また４回１死満塁で打席に入った際は、レフトへ犠牲フライを放っており、この日は３打数１安打４打点と全得点をあげる活躍を見せた。
  　大逆転劇を演じた29歳は、ヒーローインタビューで「ピッツバーグでチームに貢献できたことが、非常に嬉しく思います」と率直にコメント。今月16日にチームに加わって以降、27打数９安打５本塁打11打点と好成績を残しており、「チームメイト、スタッフが本当に声を掛けてくれて、やりやすい環境を作ってくれているので、そのおかげ」と感謝を口にした。

　インタビュー中にチームメイトが後ろから歩み寄り、水を掛け祝福する場面も。これに筒香は仲間と笑顔でハグを交わした。打席に立つ際の“ヨシコール”については「本当に嬉しいです」と答え、最後はスタンドのファンに「Thank you」と拳を突き上げ声援に応えた。

構成●THE DIGEST編集部

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