ミネソタ・ツインズの前田健太が「この度、右肘の手術を受ける事になりました」と自身のSNSでファンへ報告した。メジャー初の開幕投手を務めた今季は21戦に登板し、６勝５敗、防御率4.66を記録した前田は、現地８月21日のニューヨーク・ヤンキース戦で先発した際に５回途中に右前腕の張りを訴え緊急降板。

【画像】スプリットで空振りを奪う！21日のヤンキース戦で登板する前田の姿

　その後、チームを離れセカンドオピニオンを受けたり、チーム関係者と話した上で手術を決断した前田は、９月１日にテキサス州ダラスの病院でトミー・ジョン手術を想定した右肘手術を予定する。

　現在の心境を「勇気のいる決断でした。今まで大きな怪我なくここまで投げ続ける事が出来ていた自分がまさかこのタイミングで手術を受ける事になるとは思ってもいなかったです。もちろん不安もあります」と赤裸々に綴った33歳は、覚悟を固めた。

「ただこの手術は、前向きに自分のこの先の野球人生の為に決断しました。より長く現役生活を続ける為に。そして、目標である200勝を達成する為に。必ず強くなって戻ってきます」
  　そして「手術に至るまでの経緯や今の心境はここには書ききれないので手術後、自分の気持ちが落ち着いたら自分のYouTubeで話せたらなと思います」とコメント。

　最後には「僕は元気です！ポジティブに考え、前を向きます！なのでみなさんもネガティブな言葉ではなくポジティブな言葉をかけて頂けると嬉しいです。そして、手術が無事に成功する事を祈って頂けると幸いです」と締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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