MLB

「優れた肉体を持っているね」ヤンキースの剛腕コールが大谷翔平の“真価”をベタ褒め!「準備を負担と思っていないのが凄い」

THE DIGEST編集部

2021.09.01

ヤンキースの大エースとして君臨するコール(左)。球界を代表する剛腕も大ブレイクを果たした大谷(右)を褒めちぎる。(C)Getty Images

 MLBを代表するエースが、日本の"至宝"について口を開いた。

 ニューヨーク・ヤンキースの右腕ゲリット・コールは、現地時間9月1日に行なわれるロサンゼルス・エンジェルス戦に先発予定だ。そこで注目を集めるのは、前回登板で今季200奪三振を記録した剛腕と大谷翔平との対戦だ。
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 今季のコールはここまでリーグ最多の13勝(6敗)をマーク。防御率も2.80と安定しており、サイ・ヤング賞候補の一角にも挙げられている。大谷に対しても14打数で3安打、0本塁打、0打点と完璧に抑え込んできた。

 しかし、今季42本塁打、90打点、OPS.987という驚異的なアベレージを残す日本人スラッガーへの警戒は怠らない。現地時間8月31日に開かれた記者会見で、翌日の対決において「なにを投げるか」を問われたコールは、こう切り返した。

「なぁ、彼がこれ以上のアドバンテージを得る必要はないだろ? 分かる!? どう攻めるかは言えないよ。少なくともナックルボールは投げないということは言えるね。それだけだよ」
 
 当然のことながら"秘策"を明かさなかったコール。だが、2019年に投手史上最高額の9年総額3億2400万ドル(約353億2000万円)の契約を締結した30歳は、大谷へのリスペクトを忘れない。二刀流でブレイクするサムライの凄みを次のように評した。

「僕が一番凄いなと思うのは、オオタニが常に両方(投手・打者)をこなす準備をしっかりできていることだ。彼が両方の準備を楽しんでやっているのは明らかだよね。つまり負担とは思っていないんだ。あれは凄い。あと、それを可能にする優れた肉体を持っているところも凄いと思う」

 日々熾烈な戦いが繰り広げられるMLB。その大舞台でキャリアを積んできた剛腕だからこそ、大谷の"真価"を見極め、称えられるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
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