MLBを代表するエースが、日本の“至宝”について口を開いた。
ニューヨーク・ヤンキースの右腕ゲリット・コールは、現地時間9月1日に行なわれるロサンゼルス・エンジェルス戦に先発予定だ。そこで注目を集めるのは、前回登板で今季200奪三振を記録した剛腕と大谷翔平との対戦だ。
【動画】あわやホームラン! 大谷翔平とコールの前回対決シーンはこちら
今季のコールはここまでリーグ最多の13勝(6敗)をマーク。防御率も2.80と安定しており、サイ・ヤング賞候補の一角にも挙げられている。大谷に対しても14打数で3安打、0本塁打、0打点と完璧に抑え込んできた。
しかし、今季42本塁打、90打点、OPS.987という驚異的なアベレージを残す日本人スラッガーへの警戒は怠らない。現地時間8月31日に開かれた記者会見で、翌日の対決において「なにを投げるか」を問われたコールは、こう切り返した。
「なぁ、彼がこれ以上のアドバンテージを得る必要はないだろ? 分かる!? どう攻めるかは言えないよ。少なくともナックルボールは投げないということは言えるね。それだけだよ」
当然のことながら“秘策”を明かさなかったコール。だが、2019年に投手史上最高額の9年総額3億2400万ドル(約353億2000万円)の契約を締結した30歳は、大谷へのリスペクトを忘れない。二刀流でブレイクするサムライの凄みを次のように評した。
「僕が一番凄いなと思うのは、オオタニが常に両方(投手・打者)をこなす準備をしっかりできていることだ。彼が両方の準備を楽しんでやっているのは明らかだよね。つまり負担とは思っていないんだ。あれは凄い。あと、それを可能にする優れた肉体を持っているところも凄いと思う」
日々熾烈な戦いが繰り広げられるMLB。その大舞台でキャリアを積んできた剛腕だからこそ、大谷の“真価”を見極め、称えられるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
ニューヨーク・ヤンキースの右腕ゲリット・コールは、現地時間9月1日に行なわれるロサンゼルス・エンジェルス戦に先発予定だ。そこで注目を集めるのは、前回登板で今季200奪三振を記録した剛腕と大谷翔平との対戦だ。
【動画】あわやホームラン! 大谷翔平とコールの前回対決シーンはこちら
今季のコールはここまでリーグ最多の13勝(6敗)をマーク。防御率も2.80と安定しており、サイ・ヤング賞候補の一角にも挙げられている。大谷に対しても14打数で3安打、0本塁打、0打点と完璧に抑え込んできた。
しかし、今季42本塁打、90打点、OPS.987という驚異的なアベレージを残す日本人スラッガーへの警戒は怠らない。現地時間8月31日に開かれた記者会見で、翌日の対決において「なにを投げるか」を問われたコールは、こう切り返した。
「なぁ、彼がこれ以上のアドバンテージを得る必要はないだろ? 分かる!? どう攻めるかは言えないよ。少なくともナックルボールは投げないということは言えるね。それだけだよ」
当然のことながら“秘策”を明かさなかったコール。だが、2019年に投手史上最高額の9年総額3億2400万ドル(約353億2000万円)の契約を締結した30歳は、大谷へのリスペクトを忘れない。二刀流でブレイクするサムライの凄みを次のように評した。
「僕が一番凄いなと思うのは、オオタニが常に両方(投手・打者)をこなす準備をしっかりできていることだ。彼が両方の準備を楽しんでやっているのは明らかだよね。つまり負担とは思っていないんだ。あれは凄い。あと、それを可能にする優れた肉体を持っているところも凄いと思う」
日々熾烈な戦いが繰り広げられるMLB。その大舞台でキャリアを積んできた剛腕だからこそ、大谷の“真価”を見極め、称えられるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る