まさに"優勝請負人"と呼べる完璧な仕事ぶりだ。
ロサンゼルス・ドジャースのマックス・シャーザーは現地時間9月6日、敵地で行なわれたセントルイス・カーディナルス戦に先発すると、8回を投げて6安打1失点(自責0)、無四球13奪三振の好投で今季13勝目(4敗)をマーク。防御率は2.28まで良化させ、堂々のメジャートップに躍り出た。
【動画】衰え知らず! シャーザーの圧巻13奪三振ハイライトがこれだ
地元ミズーリに凱旋登板となった37歳右腕。2019年に世界一へ導いたワシントン・ナショナルズが今季不振にあえぎ、また自身も契約最終年とあって夏のトレード・デッドラインで昨年の王者ドジャースへと電撃移籍した。
そして加入するやいなや、最初の登板で強豪ヒューストン・アストロズを7回2失点10奪三振で抑えると、ハムストリングの故障もありながら7先発して負けなしの5連勝、防御率1.07、63奪三振(奪三振率13.19)と圧巻のピッチング。同僚のクリス・テイラーも「本当にずっと凄すぎる。彼がどれだけの選手かは分かっていたけど、俺たちの想像を超えてくるんだ。信じられないよ!」と大絶賛している。
移籍前の時点でも19先発で8勝4敗、防御率2.76と好投していたが、ドジャース加入後の快刀乱麻の投球で今季成績をリーグ4位タイの13勝、1位の防御率2.28、2位の210奪三振、1位のWHIP0.86と球界屈指の数字まで押し上げた。サイ・ヤング賞の本命と目されていたジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)は故障で後半戦に稼働していない中、"最有力不在"の状況で37歳のベテランが抜け出しつつある感もある。
シャーザーはデトロイト・タイガース時代の2013年にサイ・ヤング賞を初受賞すると、ナショナルズ移籍後の15~16年に2連続で戴冠。通算4度の受賞となれば、グレッグ・マダックス(4回)、スティーブ・カールトン(4回)、ランディ・ジョンソン(5回)、ロジャー・クレメンス(7回)に次ぐ5人目の偉業となる。
史上19人目の通算3000奪三振にもあと6個まで迫っており、あまりに偉大すぎるレコードが同じシーズンで刻まれる可能性も十分にあるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界中から猛者が大集結!ダルビッシュ、田中らも活躍するMLBの投手を一挙紹介!
ロサンゼルス・ドジャースのマックス・シャーザーは現地時間9月6日、敵地で行なわれたセントルイス・カーディナルス戦に先発すると、8回を投げて6安打1失点(自責0)、無四球13奪三振の好投で今季13勝目(4敗)をマーク。防御率は2.28まで良化させ、堂々のメジャートップに躍り出た。
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地元ミズーリに凱旋登板となった37歳右腕。2019年に世界一へ導いたワシントン・ナショナルズが今季不振にあえぎ、また自身も契約最終年とあって夏のトレード・デッドラインで昨年の王者ドジャースへと電撃移籍した。
そして加入するやいなや、最初の登板で強豪ヒューストン・アストロズを7回2失点10奪三振で抑えると、ハムストリングの故障もありながら7先発して負けなしの5連勝、防御率1.07、63奪三振(奪三振率13.19)と圧巻のピッチング。同僚のクリス・テイラーも「本当にずっと凄すぎる。彼がどれだけの選手かは分かっていたけど、俺たちの想像を超えてくるんだ。信じられないよ!」と大絶賛している。
移籍前の時点でも19先発で8勝4敗、防御率2.76と好投していたが、ドジャース加入後の快刀乱麻の投球で今季成績をリーグ4位タイの13勝、1位の防御率2.28、2位の210奪三振、1位のWHIP0.86と球界屈指の数字まで押し上げた。サイ・ヤング賞の本命と目されていたジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)は故障で後半戦に稼働していない中、"最有力不在"の状況で37歳のベテランが抜け出しつつある感もある。
シャーザーはデトロイト・タイガース時代の2013年にサイ・ヤング賞を初受賞すると、ナショナルズ移籍後の15~16年に2連続で戴冠。通算4度の受賞となれば、グレッグ・マダックス(4回)、スティーブ・カールトン(4回)、ランディ・ジョンソン(5回)、ロジャー・クレメンス(7回)に次ぐ5人目の偉業となる。
史上19人目の通算3000奪三振にもあと6個まで迫っており、あまりに偉大すぎるレコードが同じシーズンで刻まれる可能性も十分にあるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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