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「鳥だ、飛行機だ、いやオオタニだ!」大谷翔平、弾丸44号! 103年ぶりの大記録達成が注目された試合で自ら援護

THE DIGEST編集部

2021.09.11

久しぶりの一発を放った大谷。スランプ気味だったなかで、いきなり見せた。(C)Getty Images

 現地時間9月10日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手」で先発出場。初回の第一打席にいきなり44号アーチを放った。
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 一振りで決めた。初回、1死無塁の場面で過去の対決で打率.091と苦手としていた相手先発フランバー・バルデスと対峙した大谷は、フルカウントから93.2マイル(約149.9キロ)のシンカーをフルスイング。やや詰まり気味だったものの、弾丸ライナーで弾き返された打球は、あっという間にライトスタンドに突き刺さった。
 
 9月4日のテキサス・レンジャーズ戦以来となる一発には、現地メディアからも賛辞が相次ぎ、米野球メディア『FanDuel』は、「オオタニ爆弾だ」と驚嘆。さらにエンジェルスの専門メディア『Halos Heaven』は、「鳥だ、飛行機だ、いやオオタニの44号ホームランだ。我々は投打の両方をこなせる彼が大好きだ」と絶賛した。

 前日までに本塁打王争いで一本差と迫っていたブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)とサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)を突き放す一打を放った大谷。MLB史上103年ぶりの「二桁本塁打・二桁勝利」を目指す偉才は、自らを援護してみせた。

構成●THE DIGEST編集部
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