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MLB

「投手ではありえない!」大谷翔平“弾丸”44号HRに現地記者が興奮!10勝目お預けも全打席出塁に驚きの声

THE DIGEST編集部

2021.09.11

第1打席でいきなり先制のホームランを放った大谷。その圧巻の打撃が小さくない話題となっている。(C)Getty Images

第1打席でいきなり先制のホームランを放った大谷。その圧巻の打撃が小さくない話題となっている。(C)Getty Images

 現地9月10日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平はヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手」で先発出場。第1打席に44号本塁打を放って自ら援護するも、3回1/3を投げ、被安打9、6失点1奪三振の内容でお役御免となった。

【動画】「オオタニっていう男は!!」と現地でも驚愕!44号弾丸弾の様子はこちら

 この試合は“二刀流戦士”の一撃で幕を開けた。1回表1死無塁の場面で第1打席に立った大谷は、カウント3-2で内角高めに投じられた6球目を一振り。初速114.7マイル(約184.6キロ)、22度の角度で飛び出した打球は、あっという間に右翼スタンドへと突き刺さった。

 この一発は現地でも話題沸騰となった。MLBの公式サイト『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者は、「ショウヘイ・オオタニが44号を放ち、エンジェルスが1-0と先制。彼はこの裏で投げるんだぞ」と速報。さらにアストロズのポッドキャスト『The Schwabcast』でホストを務めるマイケル・シュワブ氏は「オオタニっていう男は!」と驚きを隠さなかった。

 一方でピッチングでは精彩を欠いた。2対0とリードで迎えた3回裏に2死から連打を浴び逆転を許すと、味方の援護で4対3とチームがふたたびリードした4回裏には、スプリットが抜けて先頭打者を死球で出塁させてしまう。そして続くバッターにレフト前に運ばれると、ワイルドピッチの間にランナーに二、三塁に……。そして1アウトを奪ってからホゼ・アルトゥーベに適時打で1点返された所で降板した。
 
 投げては今ひとつだった。しかし、打っては本塁打に続き、2打席目は四球、3打席目は故意四球といずれも出塁。これには地元放送局『Bally Sports West」のパトリック・オニール氏は「投手にありえないことが起きた!」と驚きの様子だ。

 本塁打ランキングでは、42本塁打で並ぶブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)とサルバトール・ペレス(ロイヤルズ)に再び2本差をつけた27歳には、さらなる期待をせざるを得ない。

構成●THE DIGEST編集部 

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