韓国プロ野球で起きた前代未聞の騒動が物議を醸している。
事の発端となったのは現地9月10日、サムスン・ライオンズの右腕マイク・モンゴメリーのKTウィズ戦における振る舞いだ。
この試合で先発した32歳は、4回を投げ終えた直後、投球間隔の「12秒ルール」に関して球審から注意を受けて激高。理由は不明だが、完全に"キレ"たモンゴメリーは、球審に暴言を吐いて退場処分となる。この宣告に収まりがつかなくなったアメリカ人投手はさらに、あろうことか手に持っていたロジンバッグを球審に向かって、投げつけたのだ。
【動画】驚きのブチギレ! 元MLB投手の韓国での乱闘シーンはこちら
その後、ユニホームをグラウンドに脱ぎ捨て、ベンチ裏に下がっていったモンゴメリー。MLBでも通算183試合に登板した経験豊富な右腕の乱心ぶりに、韓国の複数メディアが嘆きの声を上げている。
韓国放送局『MBC Sports』のダニエル・キム氏が、「彼はもうKBOで投げることはないだろう」と指摘。さらに韓国のニュースサイト『Oh my news』は、「事態はおそらく本人が思っている以上に深刻だ」とレポートした。
「審判への暴言はもちろんのこと、ロジンを投げつけた行為は明らかな暴行である。そしてユニホームを脱ぎ捨てた振る舞いは、所属チームはもちろん、韓国野球を愚弄するものだ。さらに東京五輪での冷え切っている野球人気の回復に向けても、水を差す行為だと言える」
元MLB戦士の蛮行は、海を渡って彼の母国でも波紋を広げている。米野球専門メディア『Bleacher Nation』は、次のように伝えた。
「このような振る舞いは見たことがなく、言葉が見つからない。韓国に渡ったモンゴメリーはこの試合がプロ最後のピッチングになる可能性がある。2016年のワールドシリーズでカブスが優勝を決めた瞬間、マウンドに立っていた男は急速に転落の道を歩んでいった」
今後、300万ウォン(約28万5000円)の罰金と30試合以上の出場停止処分が下される見込みだという。はたして来季以降、モンゴメリーがは韓国球界でプレーする余地は残されているだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
事の発端となったのは現地9月10日、サムスン・ライオンズの右腕マイク・モンゴメリーのKTウィズ戦における振る舞いだ。
この試合で先発した32歳は、4回を投げ終えた直後、投球間隔の「12秒ルール」に関して球審から注意を受けて激高。理由は不明だが、完全に"キレ"たモンゴメリーは、球審に暴言を吐いて退場処分となる。この宣告に収まりがつかなくなったアメリカ人投手はさらに、あろうことか手に持っていたロジンバッグを球審に向かって、投げつけたのだ。
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その後、ユニホームをグラウンドに脱ぎ捨て、ベンチ裏に下がっていったモンゴメリー。MLBでも通算183試合に登板した経験豊富な右腕の乱心ぶりに、韓国の複数メディアが嘆きの声を上げている。
韓国放送局『MBC Sports』のダニエル・キム氏が、「彼はもうKBOで投げることはないだろう」と指摘。さらに韓国のニュースサイト『Oh my news』は、「事態はおそらく本人が思っている以上に深刻だ」とレポートした。
「審判への暴言はもちろんのこと、ロジンを投げつけた行為は明らかな暴行である。そしてユニホームを脱ぎ捨てた振る舞いは、所属チームはもちろん、韓国野球を愚弄するものだ。さらに東京五輪での冷え切っている野球人気の回復に向けても、水を差す行為だと言える」
元MLB戦士の蛮行は、海を渡って彼の母国でも波紋を広げている。米野球専門メディア『Bleacher Nation』は、次のように伝えた。
「このような振る舞いは見たことがなく、言葉が見つからない。韓国に渡ったモンゴメリーはこの試合がプロ最後のピッチングになる可能性がある。2016年のワールドシリーズでカブスが優勝を決めた瞬間、マウンドに立っていた男は急速に転落の道を歩んでいった」
今後、300万ウォン(約28万5000円)の罰金と30試合以上の出場停止処分が下される見込みだという。はたして来季以降、モンゴメリーがは韓国球界でプレーする余地は残されているだろうか。
構成●THE DIGEST編集部