10月26日、メジャーリーグ機構は今シーズンの最優秀救援投手賞を発表し、アメリカン・リーグはアロルディス・チャップマン(ヤンキース)、ナショナル・リーグはジョシュ・ヘイダー(ブルワーズ)がそれぞれ受賞した。
同賞の正式名称は、各リーグで大活躍したクローザーの名が冠されており、ア・リーグはヤンキースの黄金期を支え、歴代最多の通算652セーブを挙げたマリアーノ・リベラ賞、ナ・リーグはパドレスなどで活躍したもう一人の600セーブ右腕、トレバー・ホフマン賞となっている。
そして最優秀救援投手賞は、彼ら2人に、リー・スミス(478個)、ジョン・フランコ(424個)、ビリー・ワグナー(422個)、デニス・エカーズリー(390個)、ロリ-・フィンガース(341個)、リッチ・ゴセージ(310個)、ブルース・スーター(300個)という、球史に残る名クローザーの計8人の投票によって選ばれる。
リーグ2位の37セーブを挙げて初の栄誉に預かったチャップマンは「何年も欲しかったけど手にすることができなかった賞を、(同じヤンキースの)リベラから受け取れるなんて」と感慨深げにコメント。一方、クローザー就任1年目で37セーブを記録し、2年連続の受賞となったヘイダーは「偉大な先人たちが選考してくれたことを大変ありがたく思う」と語った。
しかし皮肉なことに、この「先人たちの投票」に対して、多くのファンが「馬鹿げている」「ふさわしくない」「賞が奪われた」と批判が殺到。
では、今回の候補者たちの成績を比較してみよう。
〈ア・リーグ〉
●アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
[試合]60 [勝敗S]3-2-37 [防御率]2.21 [bWAR]1.5
●リアム・ヘンドリクス(アスレティックス)
[試合]75 [勝敗S]4-4-25 [防御率]1.80 [bWAR]3.5
●ロベルト・オスーナ(アストロズ)
[試合]66 [勝敗S]4-3-38 [防御率]2.63 [bWAR]2.0
〈ナ・リーグ〉
●ジョシュ・ヘイダー(ブルワーズ)
[試合]61 [勝敗S]3-5-37 [防御率]2.62 [bWAR]2.6
●カービー・イェーツ(パドレス)
[試合]60 [勝敗S]0-5-41 [防御率]1.19 [bWAR]2.8
●ウィル・スミス(ジャイアンツ)
[試合]63 [勝敗S]6-0-34 [防御率]2.76 [bWAR]2.2
※WARとは勝利貢献度を表わす。Baseball-Reference版を参照
同賞の正式名称は、各リーグで大活躍したクローザーの名が冠されており、ア・リーグはヤンキースの黄金期を支え、歴代最多の通算652セーブを挙げたマリアーノ・リベラ賞、ナ・リーグはパドレスなどで活躍したもう一人の600セーブ右腕、トレバー・ホフマン賞となっている。
そして最優秀救援投手賞は、彼ら2人に、リー・スミス(478個)、ジョン・フランコ(424個)、ビリー・ワグナー(422個)、デニス・エカーズリー(390個)、ロリ-・フィンガース(341個)、リッチ・ゴセージ(310個)、ブルース・スーター(300個)という、球史に残る名クローザーの計8人の投票によって選ばれる。
リーグ2位の37セーブを挙げて初の栄誉に預かったチャップマンは「何年も欲しかったけど手にすることができなかった賞を、(同じヤンキースの)リベラから受け取れるなんて」と感慨深げにコメント。一方、クローザー就任1年目で37セーブを記録し、2年連続の受賞となったヘイダーは「偉大な先人たちが選考してくれたことを大変ありがたく思う」と語った。
しかし皮肉なことに、この「先人たちの投票」に対して、多くのファンが「馬鹿げている」「ふさわしくない」「賞が奪われた」と批判が殺到。
では、今回の候補者たちの成績を比較してみよう。
〈ア・リーグ〉
●アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
[試合]60 [勝敗S]3-2-37 [防御率]2.21 [bWAR]1.5
●リアム・ヘンドリクス(アスレティックス)
[試合]75 [勝敗S]4-4-25 [防御率]1.80 [bWAR]3.5
●ロベルト・オスーナ(アストロズ)
[試合]66 [勝敗S]4-3-38 [防御率]2.63 [bWAR]2.0
〈ナ・リーグ〉
●ジョシュ・ヘイダー(ブルワーズ)
[試合]61 [勝敗S]3-5-37 [防御率]2.62 [bWAR]2.6
●カービー・イェーツ(パドレス)
[試合]60 [勝敗S]0-5-41 [防御率]1.19 [bWAR]2.8
●ウィル・スミス(ジャイアンツ)
[試合]63 [勝敗S]6-0-34 [防御率]2.76 [bWAR]2.2
※WARとは勝利貢献度を表わす。Baseball-Reference版を参照