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「なんてこった!」ゲレーロJr.が放った“角度15度の低弾道本塁打”にブルージェイズ指揮官も驚愕!「三塁手が飛んだのが見えた」

THE DIGEST編集部

2021.09.14

45号で本塁打レース首位に浮上したゲレーロ。直近は9戦6発のハイペースでアーチを量産している。(C)Getty Images

 超低空の"弾丸ライナー"に、指揮官も唖然とするしかない。

【動画】大谷、そして偉大な父に並ぶ一発!ゲレーロJr.の"弾丸44号アーチ"をチェック

 現地時間9月12日、快音でメジャーを大いに沸かせたのは、トロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.だ。本拠地のタンパベイ・レイズ戦に「3番・一塁」で出場すると、6回に45号ソロをマーク。ここまで独走を続けていた大谷翔平(エンジェルス)を抜き、ついに本塁打レースの首位へ躍り出た。

 今回の一発で特筆すべきは、15度という発射角度だ。この数字は今シーズンのメジャー全体でも最低タイ記録だという。カウント3ー1から相手左腕アダム・コンリーが投じた内角低めの速球を、時速113.9マイル(約183.3キロ)で左翼ポール際へ弾き返したのだ。
 
 ブルージェイズの指揮官も"神童"への賛辞を惜しまない。MLB公式サイトによると、チームを率いるチャーリー・モントーヨ監督は試合後、「(打球に)三塁手が飛びついたように見えた」と話し始めると、「それを見て、フェンスに当たるものだと思った」と同シーンについて振り返っている。

 さらに「あのボールが外に出るはずがないだろう」と心境を明かした同監督は、「(フェンスを)越えて出て行ったときには、『なんてこった!』と思ったよ」と興奮気味にコメント。近くから活躍を見守ってきたチームにとっても、インパクトに残るアーチとなったようだ。

 これで父が2000年に記録したシーズン44本本塁打も追い抜いたゲレーロJr.。今シーズンだけで数多くの記録を打ち立てているが、はたして残りのシーズンではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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